ライトフィールドカメラの水中ハウジングに思いを馳せる

来春、LYTROからライトフィールドカメラが発売になります。

外観は「ポップな監視カメラ」みたいなブロック型ですが、これは嬉しい限り。というのも私は水中で使ってみたいので、このシンプルな形状は水中ハウジングをこしらえる上で非常に都合がいいから。本体部分は直方体の箱でOK。そこにシャッターボタンと電源ボタンさえ付ければ。スペックを見るとズーム機構もあるようですが、写真ではどれがそうなのか解りかねます。

ライトフィールドカメラのスイッチ類

他にもカメラの液晶モニタはタッチスクリーンになっているようですが、さすがにこれは無視です。

まあズーム操作のギミックは足すとしても、一般的なデジカメ用の水中ハウジングよりもシンプルな構成にできるはず。つまり安く作れると。IKELITEあたりが早々に水中ハウジングを出してきそうですが、オーダーメイドでもそれほど高くはならないでしょう。

ただし、このカメラにはストロボがないので水中で使うならビデオライトとの併用になりますね。外部ストロボは今のところシンクロで光らせる手段がなさそうなので。というかそもそもピントを合わせないので発光量の調整なんて観念もないはず。その意味でもストロボよりライトの方が相性が良さそうです。

さて、問題になりそうなのは海の中だとシャッターが押しにくそうな点。防水・耐圧のハウジングに入れると躯体が一回り大きくなるわけですが、それを望遠鏡を覗くように持って、人さし指でシャッターボタンを押す方式ではけっこうしんどい作業になるのではないかと。指が凝り固まって腱鞘炎になりそうです。

そこでもし私が水中ハウジングメーカーにオーダーするならボディの箱パーツの下部にピストルグリップを付けますね。そして人さし指で引き金を引くとシャッターボタンがが押されるようにします。レリーズを仕込めばいいだけなので機構的にもそう難しくないでしょう。これなら指が疲れない上、警戒心の強いハゼ&テッポウエビ類に迫る際に片手だけを伸ばして撮ることが可能です。また、被写体と液晶画面の両方を見比べながら撮ることもできますね。ほんでもってハゼとエビのどちらを主役にするかは後で決められると。

オドリハゼとテッポウエビ
こういうシーンで活躍してくれそうだ

ああ、でも逆に被写界深度の深い写真は撮れないのかな。いや、その辺は専用のデータ解析アプリ次第でしょうかね。

ともかく、ピントを気にする必要がないというのは画期的。いち早く実機で試してみたいものです。

遂にライトフィールドカメラが発売になるらしい!!

いやぁ久々に物欲を刺激されました。

今朝新着メールをチェックしているとLYTRO社からのメールが届いていました。しかも目が覚めるような内容の。

Get first dibs on the first Lytro cameras!

Are you ready for the picture revolution? Lytro light field cameras are on sale now.

We’ve saved a limited quantity of the first available cameras exclusively for you. Place your order this week, and you’ll get your Lytro in early 2012, before everyone who didn’t reserve a camera. Use this priority access link* that we’ve assigned specifically to you to shop on Lytro.com and place your order.

私は登録順が早かったのか、優先的にオーダーできるようです。

ライトフィールドカメラ3機種

このカメラで撮れる写真はこちらで確認できます。後からピントを合わせ直すことができるなんて、まったくもって革命的。正方形の写真ってのも斬新だし。

試作機がいかにも一眼レフカメラ然としていたこともあり、何となく何千ドルもするフラッグシップ機からのスタートかと思っていたら、こんな「ポップな監視カメラ」みたいな姿で登場するとは。

8GBモデル(エレクトリックブルー/グラファイト)が$399、16GBモデル(レッドホット)が$499。今だと4万円弱。だったら一刻も早く欲しい!本当は2〜3世代機まで待つ方が賢明かもしれませんが、遠からず買い直すにしても、早く入手して使ってみたいものです。

でも、メールには以下の一文が。

The Lytro camera is available only in the U.S.Update your profile with your country to be notified when we’re shipping internationally.

うーん。日本からはまだ買えないようで。今の私にはアメリカに使える伝手はありませんし、とりあえずプロファイルを更新して知らせを待ちたいと思います。アメリカでも出荷は来年の2月か3月とのことですしね。

iPhoneの迷惑メールを撃退

先日、某ダイビングショップに問い合わせしたところ、以降iPhoneに迷惑メールが届くようになってしまいました。

いきさつはこう。そのショップのシステムが不安定だったらしく、Webサイトの入力フォームからの問い合わせに返信がなかったため、電話を掛けて改めてiPhoneの@i.softbank.jpアドレス宛てに要件を再送してくれるように頼んだところ、日に1〜2通のペースでエロ系の迷惑メールが送られてくるようになりました。ショップのパソコンがウイルスに感染するなどしていてアドレスが漏れてたのでしょうね。ちなみにそのダイビングショップのサイトは今現在はメンテナンス中が続いています。

もちろんMySoftBankの迷惑メールフィルタはONに設定してありますが、すり抜けてきたようです。差し当たり@i.softbank.jpはe-mailなので放っておいても金銭的な負担はない()のですが、その都度メール着信のお知らせが表示されるのはうっというしいので是非ともシャットアウトしたいところ。でも@i.softbank.jpには独自のフィルタリングを設定したり、gmailなどに自動転送することはできないようです。


昔、docomoやauのケータイは迷惑メールの通信にも課金されると聴いたけど今はどうなのだろう?
SoftBankは確か冒頭の128文字までだかには課金されないので、迷惑メールは開かなければ大丈夫なはずだけど…

a@b.c(SoftBankの迷惑メール申請窓口)への報告も虚しいだけ。しこたま申告を受け取ったであろうSoftBankにしても包括的なロジックが導き出せなければ網をかけられませんので。

ならばと、ひとまずメールアドレスを変更することに。当然、迷惑メールはピタリと止まりましました。

が、今度はMMSの@softbank.ne.jpの方に送られてきました。ご多分に漏れず私も@i.softbank.jpと@softbank.ne.jpの@より前の文字列を共通にしていたので。その迷惑メールの送信システムは「xxxxx@i.softbank.jp宛てのメールが届かなくなった場合、xxxxx@softbank.ne.jpに送り付ける」という具合にプログラミングしてあったのでしょう。

さて、MMSの方はMySoftBankのフィルタリング設定を「ケータイ/PHSのみ受信」に変更することで対処しました。私にはPCからMMSのアドレスにメールをくれる知人はいないので、これでもOKです。迷惑メールの送信側は送信元を偽装したPCのはずですし。

そして念のため数日置いてから@i.softbank.jpのアドレスを元に戻しました。世の中、同じメールアカウントを再取得できないシステムが多いものの、MySoftBankには「一つ前のアドレスに戻す」という項目があり、そちらをクリックするだけで戻せます。そして数日間アドレスを変えていたことで以後は迷惑メールも届かなくなりました。おそらく送信者側では「User unknown」メールが返ってきたのを検知してリストから自動的にアドレスを削除したのでしょう。

幸いアドレスを変えてる期間、元のアドレス当てのメールは誰からも来ていなかった(少なくとも電話などでの確認もなかった。多くの知人にはMMSアドレスを使ってもらっている)ので、特に副作用もなく迷惑メールの標的から逃れられたようです。

もっともこの作戦がどの送信者に対しても効くかは解りません。ひょっとして執念深い人がプログラムを組んでいれば、いったんは不通になったアドレス宛てにたまにメール送信してみるといった機能を盛り込んでいるかもしれませんが、まあでも順当に考えてそこまでするメリットはないのではないかと。おそらく彼らの目当ては大勢に嫌がらせをすることではなく、迷惑メールに対処を打たず、しかもうっかりリンクをクリックしてしまうような人たちにつけ込むことなのでしょうから。

iPhone 4Sもdocomoで使えるようだ

iPhone 4Sの発表直後、SIMフリー版iPhone 4SはGSMネットワークでしか使えないような話がネット上に流れていました。

CDMA網ではまったく使えないって話だったか、あるいは単にアクティベーションができない(誰かからSIMを借りてアクティベーションすれば以降は好きなSIMで使える)って話だったかは覚えていないのですが、こうしてSIMフリー版iPhone 4Sの並行輸入が始まったところを見ると、ガセだったようですね。

「容量ごとに3モデル、2色、限定10個ずつ」とあるので計60個。それぞれをこの週末にオーストラリア、イギリス、カナダから手分けして買って返ってきた感じです。

なお、このお店の言を信じるならAppleの国内保証も受けられるとのこと。もっともケータイメールなど正規キャリアのサービスはないはずですが、docomoのインフラで使いたい人には良いかも知れません。国内保証が受けられるといっても海外モデルが故障したからといってApple Storeで即交換といくかは解りませんが…。

iPhone 4Sを試す

iPhone 4Sを手に入れました。アクティベートも簡単。同封されていたSIMを装着し、SoftBankのサイトにアクセスして手続きをすると、しばらくしてそれまで使っていたiPhone 3GSの画面から「3G」が消え、iPhone 4Sの方に表示されます。店頭に出向くことなくケータイを買ったのは初めてですが、この方が断然いいですね。

さて、iPhone 3GSからiPhone 4Sに移行した感想は「まあ、こんなもんかな」。確かに反応は速くなったけど「だからどうなんだ?」という感じ。私はケータイに期待するものが少ないのでしょうね。唯一、レティナディスプレイのおかげで小さな字が読みやすくなったのが感心した点です。iPhone 4から搭載されているので目新しさはないですが。

他に気付いた点としては、私の愛用の偏光サングラスを通してみると縦位置なら緑がかって、横位置だと赤っぽく見えますね。斜めだとノーマルな色合いですが、常に斜めで使うというのも。まあ、iPad 2ほど使えない感じではありませんが。なにしろiPad 2は縦置きにした場合、偏光サングラス越しだとほとんど読み取れませんので。

また、話題のカメラ機能ですが、大したことはないような…。

iPhone 4Sで撮ったトラの写真
↑ iPhone 4Sで撮影
Cybershot HX5Vで撮ったトラの写真
↑ Cybershot HX5Vで撮影

両方とも目一杯ズームを効かせて撮影。iPhone 4Sの方は800万画素に上がったと言ってもしょせんは小口径のレンズ埋め込みタイプのカメラ。発売が1年半前のコンデジにも遠く及びませんね。

というかそもそも単純に比べていいものでもないような気がします。ケータイのカメラは主に記念撮影用と割り切って使うべきものなのでしょう。それだったら撮ったそばからメールで送るなど、ケータイならではの利点もありますので。

でもまあ私は「ケータイでもこんだけ撮れるようになった」には関心がないので、iPhone 4Sのカメラ機能はやはり低評価です。写真は相変わらずデジカメで撮ることにします。