TBSラジオCLOUDはいつまで持つだろう

関連エントリ:TBSラジオのアプリはこうするしかないな

ここ数日、私のこのblogへのアクセス数が急増しています。アクセス時の検索キーワードを確認すると以下のような感じ。

  • tbsラジオクラウド 使いにくい
  • tbsラジオクラウド 不便
  • tbsラジオクラウド アプリ
  • tbsラジオ 使いづらい
  • tbsラジオクラウド 保存

また、日本だけでなく各国からのアクセスも多いようです。

つまり、TBSラジオのPodcastは世界中で親しまれてきたけど先月いっぱいでサービスが中止され、TBSラジオCLOUDによるストリーミングに移行したものの、あまりに不便なので改善する方法はないか探しているのでしょうね。

TBSラジオCLOUD

差し当たりストリーミングの番組を簡単にダウンロードできれば不満もある程度解消されますが、サーバーがそれ用に設計されていないと無理でしょうね。

ならばラジオ聴取アプリで番組を丸ごとタイマー録音する方法でもいいかもしれません。不要な箇所は飛ばしながら聞くと。私が探した範囲ではiOS用アプリはなかったけどAndroid用のRazikoというアプリならできそう。諸々制約があるようですが。

というわけでTBSラジオにも苦情や改善要望が数多く寄せられていると推測します。もちろんコスト負担が理由で止めたのだから改善の目処が立たなければPodcast再開とはいかないでしょうが、そうは言ってもプレゼンスの低下も由々しき問題かと。経営者としては悩ましいでしょうね。せっかく他社よりも多大なコストをかけてPodcastによるリスナーを増やしてきたけど、その反動で皆がTBSラジオの番組を聴かなくなり、他局に流れるのは皮肉だし。

GoogleやAmazonやその他の企業がPodcast用のサーバーをもっと安価に提供してくれるのが理想だと思うけど、どうなのでしょう。

これが来たるべき未来だと思う

HP Elite x3という製品が近々発売されます。これ、未来の来たるべき姿だと思うのですよね。

HP Elite x3
HP Elite x3

HP Elite x3自体は高性能スマホですが、外付けモニタを繋いだドックに挿せばデスクトップPCに変貌します。WebやOffice系の軽い作業ではサクサク動くのでしょう。

HP Elite x3
HP Elite x3 + デスクドック

でもそれだと机上作業限定だから会社や自宅に1台ずつモニタ類一式が必要になるので、ノートPC型のドック(液晶モニタ&キーボードの構成。CPUやメモリなし)も用意されているとのこと。これなら出先で作業できます。

HP Elite x3のノートドック
HP Elite x3 + ノートドック

このスマホはOSがWindows 10 Mobileだけど、今秋にはChrome OSでAndroidアプリが動くようになるので、他社からAndroidの同等製品も登場するでしょう。Chrome OSでAndroidアプリを動かした場合はマウスカーソルが表示され、PCと同様に使えるようになるはずです。

これらによって企業はPCとモバイルのOSを統一して保守のコストを減らせるようになります。厳密にはChrome OSはAndroidではないけどAndroidアプリが動くなら同一視されましょう。

じゃあWindowsとAndroidのどちらが勝つかといえば、Androidでしょうね。それも地滑り的に。なにしろシェアが段違いだもの。モバイルファーストとなると、Windowsの強みであるPCの圧倒的な出荷台数、膨大なPCアプリ、対応デバイスといった点は評価されません。

唯一、Microsoft純正のOfficeが使える点はメリットだけど、Windows 10の使い勝手の評判は芳しくないのでOfficeはOffice Web Appsで済まそうと考えるユーザーも多かろうと。Windowsである必然性は見当たらないのでAndroidによる侵食を食い止める方法はちょっと思いつきません。

ちなみにAppleはというと、幸か不幸か昔から企業ユースではWindowsに大負けしていたので、この点でWindowsほど食われることはありません。でも、だからといってメインストリームには立てず、覇者の交代を見守ることになると思います。

そうしてWindows PCやMacは、特定の作業用途でのみ使われる代物に成り下がっていくのでしょう。

ダイコンはどこにつけるべき?

Mares Puck Pro
Mares Puck Pro
先日ダイビングコンピュータ、いわゆるダイコンのログを確認すると、毎回スロー警告が出ていることに気付きました。

そういえば思い当たる節があります。私はリスト型のダイコンを左手首に付けているけど、BCDから空気を抜くために右肩の排気ノブに左手を伸ばした際に警告音が鳴っていたから。どうやら私のダイコンのMares Pack Pro、ほんの50cmくらいの移動距離でも短時間に動けば急浮上と見なしてしまうようです。

ならばと右手に付け替えて潜ってみたけど、これもダメでした。水底で被写体を見つけて右手で持ったカメラを顔の前に手繰り寄せる際に、やはり警告音が鳴るので。

最後にBCDの胸のDリングに付けて潜ってみました。胸なら腕ほどは動かないだろうと。でもハゼを狙って砂地に腹ばいになっている体制から起き上がる際にはやっぱり警告音が。

よって私のスタイルではどうやってもスロー警告を出さずに潜ることはできなさそうです。

先日のうるう年の件もそうだし、結局のところMares Pack Proのソフトウェアの出来が悪いってことなのでしょう。

もしダイコンを買い直すなら次はこれかな。出来の良し悪しは解らないけど腕時計っぽいのでPack Proよりは使いやすそうだから。

TBSラジオCLOUDアプリを早く出してくれ

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TBSラジオのPodcast配信が6月いっぱいで終了したので、しかたなくWebのTBSラジオCLOUDを利用して番組を聴いています。でもこれ思いっきり使いにくいですね。

TBSラジオCLOUDのアイコン

iPhoneのホーム画面にWebサイトのアイコンを登録しておけばタップ操作で簡単にアクセスできるのだけど、何かの番組を再生中にSafariで別のWebページを開こうものなら再生が終了してしまいます。

同じくTBSラジオCLOUDの番組を再生中にホーム画面でTBSラジオCLOUDのアイコンをタップしても、Webページのリロードが発生するため、やはり再生が終了してしまいます。

そして再生中の真っ黒の画面左上の「完了」をタップした場合も再生が終了します。

よってTBSラジオCLOUDの番組を聴く場合、iPhoneが半ば再生専用機になってしまうわけです。

さすがに電話を受けた時は通話が終わったら再生に戻るようですが。

しかも続きから再生を再開することもできないので自分で未聴取箇所を探す必要があります。15秒戻る/進むのボタンもありません。つまるところ単なるWebページですからね。

でも個々のWebページに音源のファイルを貼り付けるのは、Youtubuが流行る前、あるいはPodcast登場前みたい。10年かそこら逆戻りしてしまった印象です。

もっと言うと番組の再生を始める手順も以下の通り冗長。

  1. TBSラジオCLOUDのサイトにアクセス
  2. 番組を探す
  3. 「プレイリストへいく」ボタンをタップ
  4. 聴きたいエピソードをタップ
  5. 「この放送を聴く」ボタンをタップ
  6. 再生ボタンをタップ

そんな感じでTBSラジオCLOUDのストリーミングサービスは不便すぎです。

とは言え多様な番組を配信していたTBSラジオにとってPodcastサービスには年間数千万円規模のコストがかっていたらしいので簡単には戻れないでしょう。代わりに専用アプリのリリースを予定しているとのこと。ならばそちらを早くお願いしたいところです。じゃないとTBSラジオは聴かなくなりそうだから。

でもなあ、仮に専用アプリをリリースしたとしても、ダウンロード機能を持たせるならやはりダウンロード対応のサーバが必要なので運用・保守コストが嵩みます。それでもアプリなら年齢や性別、住所などを入力させ、それに応じて相応しい広告を流すことは出来るようになるけど、果たしてそれでコストを賄えるかどうか。

ともかくリスナーがPodcastという進歩したテクノロジーに慣れてしまった以上、不便なサービスに先祖返りしては利用者離れが加速するだけ。アプリなり何なり早く打開策を打ち出してもらいたいものです。

結局のところPodcastを低コストで実現する術を模索するしかないんじゃないでしょうかね。

TBSラジオCLOUD

TBSラジオの番組のPodcast配信が6月いっぱいで終了します。コスト負担が重かったのが理由だそうな。本当かは知らないけど、そう言われては文句も言えません。

TBSラジオCLOUD

そしてPodcastの代わりはWebサイトのTBSラジオCLOUDでストリーミング配信。既にサービスを開始しているので試したけど、やはり以下の点で不便ですね。

  • ダウンロードできない
  • 複数エピソードを連続再生できない
  • 倍速で聴けない

特に重要なのがダウンロード。Podcastなら朝、自宅のWi-Fi環境でiPhoneに夜の番組をダウンロードして行きの通勤電車で聴き、夕方も会社のWi-Fiで日中の番組をダウンロードして帰りの通勤電車で聴けました。でもストリーミング配信だとiPhoneのデータ通信容量を消費するし、帯域の状況次第では通信が途切れて再生がつっかえます。

また、Podcastなら一度の操作で複数の番組やエピソードを連続再生できるけど、ストリーミング配信では各エピソードごとに再生操作を強いられます。

それにiOSのPodcastアプリは1.5倍や2.0倍で再生して時間を有効活用できるけど、ストリーミングは1倍速固定なので時間がかかってしまいます。

ちなみに私は以下の番組をPodcastで聴いています。

  • 森本毅郎・スタンバイ(3エピソード/日)
  • たまむすび(2〜3エピソード/日)
  • 荒川強啓 デイ・キャッチ(4エピソード/日)
  • 荻上チキ・Session-22(1〜3エピソード/日)

これらのすべてをTBSラジオCLOUDのストリーミングで聴くのは一苦労。エピソードの再生が終了する毎にスマホを取り出して操作なんかやってられないので、いずれTBSラジオの番組は聴かなくなってしまうかもしれません。同じように感じている人は少なくないはずです。

まあPodcastのリスナーは聴取率調査の対象外だけど、サーバーを圧迫するぐらいいにダウンロード数があったのなら反響やメールの投稿数なんかは減るでしょうね。そしてニーズは他局の番組に流れるかも。

よって私は早ければ3ヶ月後、遅くとも1年後ぐらいにはTBSラジオもクラウドサービスに見きりを付けて、コストがかかるにしてもPodcast配信に戻ると踏んでいます。