夜行バス(東京→博多)の感想

先日、スケジュールに余裕が出たので帰省することにしました。

なお、昨秋の帰省時はフェリーを使ったけど、今回は深夜バスを試してみようかと。21:10発・11:40着の「オリオンバス8041便」が二日前の予約で10,800円でした。

オリオンバス8041便
乗車したオリオンバス8041便

出発はバスターミナル東京八重洲(地下2階)。チケットのようなものはなく、乗車前に係員に自分の名前を告げると名簿と照合されて乗れるというシステムです。座席は先方がすでに割り当てていて、その場で口頭で伝えられます。

そして肝心の乗り心地はというと、これが窮屈極まりない感じ。まず座席が狭く、ほとんど身動きが取れません。前の席の背面に物入れはなく、持っていたペットボトルは抱えるしかありません。電源タップが足元にあったけど、隣の席に誰かがいたら、とても手を伸ばせる感じではないというお粗末さ。

しかも車内にトイレはありません。途中、2〜3時間おきにSA・PAに停車するので、そこで済ませろという話です。私は窓側の席だったこともあり、缶ビールを飲んでさっさと寝てほとんど身動きをせずに約15時間やり過ごしました。最後の 30分くらいはさすがに尿意を感じたものの堪えるしかなく、あれは危なかったなぁ。

そうして見覚えのある小倉を経由し、ちょうど開催中だった小倉マラソンなんかの影響で遅れて12:20ごろに博多に到着。ちなみにバスターミナルは馴染みがある博多駅北側のビルではなく、南側の別の場所でした。

というわけで初めて体験した深夜バスの旅だったけど不自由極まりなかったので私は二度と利用することはないでしょう。座りっぱなしだとお尻も痛くなるし、自分のタイミングでトイレに行かれない交通手段なんて最悪です。

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