タケダって学者に騙されるな

竹田恒泰氏という憲法学者がいますよね。明治天皇の玄孫の。この人の言動がどうにも私とは合いません。何というか、話を部分的に切り取って逆説風に論破したように見せるのが彼の常套手段のようで。そういや同じタケダという学者もそうだもんな。ホンマでっか!?TVに出演している…。

その竹田氏が先日、ラジオの須田慎一郎のニュースアウトサイダーで東京都の受動喫煙防止条例に異議を唱えていました。自身は非喫煙者だけど、飲食店や公共の場所の原則禁煙が気に入らないそうな。ちゃんと喫煙室を設ければ分煙できると。解っていませんね。あれは飲食店だけの問題ではないのに。

喫煙率は随分下がったけど、街を歩いているといまだに歩きタバコをしているクズに出くわします。あるいは指定の喫煙場所から外れたところでタバコを吸っているような。そして車の窓から火のついたタバコを持った腕を垂らしている輩も。飲食店なら喫煙可否の掲示を義務化すれば望まない客の受動喫煙は防げましょう。でも、そういう出会い頭のゲリラみたいな連中による被害には無防備です。そして放置すれば加害者側の便宜を図ることになります。よってあの条例は、飲食店云々ではなく、包囲網によって喫煙しづらい社会環境を作って喫煙率をさらに下げるのが狙いであって、飲食店を分煙すればどうこうという次元の話ではありません。他者を巻き込まない良識的な喫煙者たちには気の毒だけど。反論があるなら「路上喫煙をなくすための具体案」を出していただきたい。

また竹田氏は昨年、そこまで言って委員会NPで「平均気温の上昇はこの200年間でわずかに0.7℃。地球温暖化なんて大したことないから二酸化炭素も排出しまくれ」というトランプ大統領ばりの発言をしていたような。これまた救いようのない思考の持ち主のようです。

彼がどう主張しようが海水温は上がっていて珊瑚は死にまくっています。加えて台風の勢力は強くなってきているし、昔はなかったゲリラ豪雨も増えました。もちろんそれらが二酸化炭素の排出によるものなのか、他の要因なのかはわかりません。でも、二酸化炭素と無関係と断言する根拠もないわけです。そして彼の主張は豪雨や台風の被災者に対して「自分はやんごとなき身分に生まれたので下々の暮らしなどどうなってもいい」と言わんばかりです。

「現在は小氷河期に入りかけている」という説もあります。「南極では氷が溶けているところもあるが、それ以上のペースで新たに氷が広がっている」とも。でも、そうだとしても温暖化で都合よく殺できるものでもないでしょう。気象の極端化は地球全体で一律で起こるわけではないのだから。

そもそも2万年前の氷河期と今の平均気温はわずか5℃しか違わないのだから0.7℃だって振れ幅としては意外に大きいかもしれないし、今後も加速しないとも限りません。ここで二酸化炭素排出のせいじゃないと言い切るのは、ひいては環境問題への無関心を後押しすることにもなるため何かと有害です。

竹田恒泰氏が何かを力説していたら、話半分に聞くことにした方がいいでしょう。

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