アリとキリギリスはどちらが偉い?

総選挙が近いと噂されています。中には11月解散説を唱える人までいるようですが、さすがにそれはないかな。来月じゃ主だった争点が見当たらないので。まあ蓮舫&野田の嘘つきコンビ率いる民進党が相手なら、いつ選挙やっても自民党が圧勝するだろうけど。

さて、どこの党でも良いので私が打ち出して欲しい政策の一つは年金改革。具体的には生活保護みたいにして欲しいのですよね。つまり現役並の収入がある人や預貯金、金融資産が一定以上ある高齢者には支給しないと。

そういうと「若い頃に散々浪費して貯蓄しなかった人が優遇されて、真面目に貯金してきた人がバカを見るじゃないか」なんて言う人が出てきそうだけど、ちょっと待てよと。道徳的には快楽主義のキリギリスより禁欲的なアリが模範的に思われがちだけど、どちらが経済に大きく寄与してきたかといえば断然キリギリスの方でしょうよ。アリは消費を抑えて蓄えるわけだから、見方を変えれば「経済貢献は他人任せ。自身の老後さえ安泰ならそれでいいと」いう利己的な行動とも言えます。

よって収入や預貯金が一定額以上ある人に年金を支給しなければ年金財政が改善される上、人々の消費意欲を高める効果もありましょう。

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