マクタン島を1日2周した話

先日のセブ・マクタン島旅行では、とある事情により当初の滞在予定を早めて帰国することにしました。搭乗フライトを変更する場合は空港内のフィリピン航空オフィスに出向く必要があります。

その日私が滞在していたのはホテルヨーロッパ。バサックという地区にある安ホテルです。タクシーで空港まで行くと130ペソほどかかるし面白くないので、ローカルな交通手段を使うことにしました。

まずはトライシクルに乗りタミヤというターミナルを目指します。トライシクルは乗客が6人ほど乗り合う小部屋のサイドカー付きバイク。決められた区間内のどこででも乗り降りできて料金は8ペソ(約20円)という便利な庶民の足です。

次にタミヤでジプニーに乗り換えマリナモールを目指します。ジプニーは小型の乗り合いバス。やはり区間内のどこでも乗り降りが可能です。料金は7ペソ。

さらにマリナモールの裏から空港行きのジプニーに乗ります。これまた7ペソ。

そうして空港のフィリピン航空オフィスで手続き。手数料が1,400ペソ強かかりました。

そして再びジプニーでマリナモールへ。実は私の知り合いのフィリピン人女性が最近出産してモール近くの友人宅に滞在しているので会いに行くことに。これがこの日二つ目の用事です。

まずはモールへの到着を知らせるメッセージを送る必要があったものの、拙いことに私のiPhoneがロード切れ。そう、フィリピンではロードと呼ばれる通信枠をプリペイド方式で買わないとショートメッセージすら送信できません。

ならばとロードカードを買ってチャージしようとしたものの、マリナモール近辺のどこにも売っていませんでした。どうやらカードを介したチャージ方法は廃れてしまったようです。とはいえ私はそれ以外の方法を知りません。

そこで街の至る所にあるロード屋さんのスタッフに尋ねたら希望額分だけチャージできるのが解ったけど、それには現地SIMの電話番号が必要とのこと。でも私はその調べ方が解らずギブアップ。そのスタッフもiPhoneのことは知りませんでした。

仕方なく一旦バサックに帰ることに。どうせなら東回りってことでマリナモールからアグスまでジプニーで移動。この場合、距離が長いので10ペソかかります。さらにアグスからバサックまではトライシクルだから8ペソ。これで島を1周です。

ホテルで一息ついたらバサックのグランモールに行ってロードカードを購入してチャージ。あとで考えればマリナモールからはガイサノマクタンアイランドモールの方が断然近かったのだけど。

あとはまたタミヤ→マリナモールに移動して到着のメッセージを送信。無事その知人女性と赤ん坊に会えました。実は当日2度目のタミヤにて彼女に渡すお土産をホテルに忘れたのに気付き、取りに帰ったのでタミヤには3回行ったのですが…。

で、しばし歓談。お土産の乳幼児用熱さまシートをプレゼントし、再会を約束してお別れ。その後も三つ目の用事として別の知人女性に会う予定があったのでジプニーでマクタンニュータウンに移動。これまた7ペソ。

その女性と連れに会い、ニュータウンでラプラプ像を見学した後、夕食を済ませたらジプニーでアグス地区に移動。アグスのバーでまた別の知人に遭遇したので1年半ぶりに一緒に飲んだ後、トライシクルでホテルに帰りました。

ラプラプ像
ラプラプの像。16世紀、進攻してきたマゼランを撃退した英雄です

狭いとはいえ丸半日かけてマクタン島を2週した話でした。

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