映画Star Trekの新シリーズでパベル・チェコフを演じていたアントン・イェルチンが亡くなりました。自宅付近で停車したはずの自分の車に轢かれたのだそうな。サイドブレーキをかけなかったのでしょうか。享年27歳。慎んでご冥福をお祈りします。
それにしても残念です。アメリカの映画は3部作になることが多いけど、このStar Trekだけは元がTVドラマだっただけあって、ヒットが続く限り何作でも作られそうなシリーズだから。もうすぐ公開予定の新作Star Trek Beyondが彼の遺作になるとは。クレジットにメッセージが入るんだろうな。
ちなみにパベル・チェコフはロシア訛りの英語を話す若き士官。オリジナルのテレビシリーズでは、当時としては画期的だった国際色豊かなメインクルーにロシア系がいないという背景から登場したキャラクター。そもそもが秀才揃いの宇宙艦隊士官においても一際優秀とされた役をアントンはコミカルに演じていたのですが。
次回作ではチェコフが退艦しているのか、新たな配役のチェコフが登場するのか…。ともかく10月にはStar Trek Beyondを見て彼を偲び悼みたいと思います。