日本人は貧しくなるために頑張っている

日の丸2017年は今年よりも祝日が4日少ないとのこと。何でも巡り合わせで土曜日に当たるから。これを残念に思う人もいるけど、私は祝日の多さが日本の景気を低迷させる原因の一つだと思うのですよ。いや、稼働日が少ないとかではなくて。

日本ではゴールデンウィーク、お盆、シルバーウイーク、お正月に短い連休タイミングが設定されていて、皆が一斉に休むことが当然視されています。それ以外では長く休んでくれるなと。だったら企業側は最少人数で業務を回したくなります。少々の労働力不足は個々人の時間外勤務で賄えばいいし。でも各企業で最少人数ずつしか雇わなければ合成の誤謬が起こります。

しかも小泉政権下で行われた派遣労働法の改正が「低所得労働者増産装置」として稼働し続けているので、新卒時に就職難だったり何らかの事情で正社員から外れれば以後は不遇な非正規雇用労働の座に甘んじるしかなかったりします。通院が必要な病気を発症したり家族に介護が必要になったり、あるいは妊娠した場合でも所得水準が下がり兼ねない土壌があるわけです。そんな中で政府が何本矢を放とうが景気が回復するはずもありません。日本人は大して休みも取らず、貧しくなるために頑張っているようなものです。

ならば、今の日本に必要なのは「もっと働かないこと」だと思います。もちろん手を抜くのではなく労働時間や日数を減らすと。具体的には派遣法の条件を再強化し、かつ会社勤めの誰もが割と好きなタイミングで10日間以上のまとまった休暇が取れるようにするような。そうして5人分の仕事を4人でこなすのではなく逆に6人以上で回すようにすると。そうなれば私もダイビングの連れが見つかりやすくなり、シングルチャージを払わなくて良くなるし。

もちろん企業負担は増えるし残業代をあてにしている人も辛いかもしれないけど、それで景気が上向けば報われるわけです。

例えば時短勤務や週休3日制の人などと組み合わせて業務を回していけば、個々の労働者は保育園ではなく幼稚園が利用できたり毎週の通院が可能になったり介護離職を免れたりと、社会問題への解決策にもなります。

よって誰もが休みやすい社会を目指すことを前提に、祝日なんて天皇誕生日以外は削減を検討してもいいでしょう。

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