横綱の変化はナシだよ

大相撲春場所の千秋楽、白鳳が立ち会いで変化して勝ったことが多くの関係者や相撲ファンから批判されています。

白鳳

一方で擁護する向きもあります。反則ではないし、勝ちは勝ちだと。中にはバッシングを外国人力士へのレイシズムと解釈する人すらいるようで。でも私の考えはやはり「ナシ」ですね。私も生放送を見ていたけど、とてもガッカリしました。

大相撲には神事の側面があるものの実のところ観覧料を受け取る興行、エンターテインメントです。そして観客が見たいのは大横綱が奇策を繰り出すところではなく、横綱らしく相手をガッチリ受け止めてねじ伏せる横綱相撲に他なりません。それが組み合いもしないとは…。

こんなことをやっていれば相撲人気にも影響し兼ねないし、ひいては白鳳の通算36回目の優勝にもケチが付き兼ねません。これまで堂々と勝って優勝回数を積み重ねてきたといっても、人々の記憶は新しい出来事ほど鮮明なもの。「白鳳は姑息な手段で楽をして優勝をさらった」なんて風評も立ち兼ねないわけです。白鳳がそのことを解っていないはずはないのですがね。

こちらも読まれています:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください