ANAマイレージって評判悪いですよね。JALの特典航空券は便に空席があれば取れるけど、ANAは空席の多少に関わらず枠が決まっています。しかもANAマイレージのシステムには罠があるという…。
来月、10ヶ月振りにダイビングに行こうかと。その際、予算を抑えるべくANAマイレージでマニラ行きを画策。ただし希望した日程だと復路に空きが無かったので空席を待つことに。
そして先日、「空席待ちのお座席がご用意できました」というメールが送られてきました。
メールを受信したのが1月26日の9時過ぎ。そして預かり期限は1月27日11時とのこと。
このとき、1月26日の11時頃にiPhoneでURLをタップしたものの、Safariの読み込みがもたついたためその場では何もせず数時間後にMacからアクセスしたところ、以下のメッセージが表示されました。
解約した覚えなどないので問い合わせたら、「お客様が確認の手続きをしたため期限が26日の12時までに繰り上がり、その期限内に発券しなかったため解約となりました」だと。これには呆然。私は予約内容を確認していないけど、ANAマイレージのサーバーがURLを介したアクセスを検知したら、それでもう確認したことと見なされてしまうようです。
そしてどうやらメールの文中にある以下の文面がその断りだとのこと。
※ANAウェブサイトで購入する場合、予約確認時に再度期限が変更となる場合があります。
予約確認後、すぐに手続きをお願いいたします。
こんな曖昧な表記で、さも客側が解約の意思表示したことにするとは…。
何とも腑に落ちないので少々食い下がってみたものの、オペレータの女性は「申し訳ありませんが私としてはどうにもできません」とのこと。まあそうでしょうね。システムがそうなっているのだろうから。その場は改善を要望して諦めざるを得ませんでした。
そしてこの罠にはまったのは私だけではなく、一緒に行く予定だった連れも同じ理由で空席待ちの特典航空券が解約されてしまったとのこと。まったくもう。
ANAがそのようにシステム設計した意図を理解し兼ねるのだけど、サービスとして航空券の特典をうたいつつも、なるべくその権利を行使させたくないのでしょうかね。
せめて目立つところに「下記のURLにアクセスした場合、1時間以内に発券してください。その期限を過ぎると発券不可となります。」とでも書いてくれていればいいものを。ANAのシステム設計者はダメだな。