大阪都構想が頓挫

大阪都構想大阪都構想の住民投票で反対多数。否決されました。

大阪に住んだこともない部外者の私はどちらがいいとかはなかったけど、この結果には何となく改革が止まったような印象を受けます。

とは言え反対票を投じた人たちが皆既得権者なわけがないから、都構想の説得力が足りなかったのでしょう。実は二重行政の解消によるコスト削減効果は僅かしかないという説も聞かれたし。

ただしこれで大阪の没落トレンドは加速していく気がします。何しろもう橋下徹氏を看板に使えなくなるので。良くも悪くも彼の求心力は強力だったけど、これで市長の任期満了後は弁護士に戻ってしまうのですよね。大阪の注目度は一気に落ちるのだろうな。東国原さんが知事を辞めてからの宮崎県と同じ様に。

昔は大阪は我々九州人にとって東京よりも近い巨大都市のイメージでした。でも今や地方都市の一つといった印象です。博多から新大阪まで新幹線で2時間半、しかも片道1万5千円。それが博多⇄羽田の飛行機なら1時間半、成田でも2時間です。LCCだと往復2万円もしません。

それに大阪の人口は約885万人。隣接の京都・和歌山・兵庫・奈良を加えても約1,800万人。対して東京と神奈川・埼玉・千葉の合計は約3,600万人。そりゃ首都圏の方が求心力が強く働きますよね。下手すると他の地方からだけでなく関西からも首都圏に人が流れるわけです。

まあ富士山や箱根山が大規模に噴火したり首都直下型地震が起きれば首都圏の機能が麻痺し、復旧を待てない政府機関や企業などが目ぼしい各地に移転するかもしれません。そうなれば大阪も有力地だけど、我々が生きている間にあるかどうかも疑わしい話。それを望んでもいけないし。

ひとまず都構想ってギャンブル風の荒療治は退けたものの、じわじわと体力が失われていく状況は変えられないので、これからが本当の正念場ですね。

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