むしろドコモは有望な気がするけどな

iPhone 6 & iPhone 6 Plus

Yahoo!ニュースに『ドコモが陥った本当の危機 叩き売りでなんとか販売量確保、iPhone独り負けで暴挙?』という記事が載りました。

なんでもiPhoneが人気の日本では、取り扱いが最後発のドコモが後塵を廃し苦戦しているとのこと。しかも結び前にはこうも。

iPhoneの本体価格を値上げするなど、ユーザー離れを加速させそうな動きも見せている。

でも私はドコモの逆転はあると思います。値上げの件は単に為替の都合だろうし。 反攻のきっかけは来月から始まるSIMロック解除の流れ。どうやら解除には待機期間のような条件がつくようだけど、これに積極的に乗れるのはドコモだけだろうから。 なぜならau系MVNOの格安SIM『mineo』はiOS8搭載のiPhoneでは使えないし、そもそもソフトバンク系の格安SIMは存在しません。つまりドコモはiPhoneのSIMロックを解除しても顧客が他社に流れる心配はないわけです。まあドコモからドコモ系格安SIMに流れることは大いにあるだろうけど、それはSIMロック解除なしでも可能だった話。auとソフトバンクがiPhoneのSIMロックフリーで追随しても同様です。 記事の中盤には、

最近、従業員の私物端末を業務で使用する「BYOD(Bring your own device)」を本格的に導入する企業が増えてきた。

ともあります。ならばデュアルSIMアダプタを使ってドコモ系格安SIMを使う動きも増えてくるでしょう。たいていの企業は経費を節減したいはずだから。そのためにはauとソフトバンクのiPhoneユーザーはSIMロックを解除するかドコモ版iPhoneに乗り換える必要があります。まあ家族割契約中の人などはおいそれと転出できないだろうからSIMロック解除かな。 よって私の予想はこうです。

  • SIMロック解除の開始後、auとソフトバンクのiPhone契約者(主に2台持ちの)が少なからずドコモに転出する
  • もしくはそれらの人々がauかソフトバンクに残りつつもドコモ系格安SIMを併用し始める
  • 2年縛りが溶けるタイミングでドコモ系格安SIMのみの人が増える

むしろiPhoneに関して今はまだ優勢なauとソフトバンクの方が、せっぱ詰まっているのではないかと。

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