今さらパラオなんて

今年もダイビングの仲間が立て続けにパラオに行きます。ぜひ楽しんできてもらいたいです。

パラオには私も以前は毎年のように行ってたのですが、マクロ写真が楽しくなってからはパタリと足が遠のきました。大物狙いの中層ダイビングはどうにも大味に感じられて。なにしろ青い写真しか撮れないから。魚も概して黒、白、銀、グレーの組み合わせのものばかり。勇壮なマンタも1〜2分も見てると飽きてくるし。

おまけにブルーコーナーはカレントフックが普及したせいで棚のヘリがつんつるてん。人を入れ過ぎなんですよね。かつては中級者以上限定っぽかったのに、今やビギナーでも行かれるポイントに格下げされてて。直近の状況は知らないけど、かつては下りられた棚上の砂地にも、いつしかゴマモンガラが巣を作って接近不可になったし。

ってな感じで、「昔のパラオへの憧れはもうなくなったんだよなぁ」「もうパラオには行かないかも」などと書こうとしていた矢先、冒頭の人たちとは別の仲間からパラオ行きのお誘いがありました。もはやパラオは自ら進んで行きたい海ではなくなったけど、仲間でわいわいやるのが主目的なら話は別です。

しかも誘ってくれた人はよく解ってて、ペリリュー島もしくはカープ島ステイで検討しているとのこと。そうですよね。10年前の姿を知っている者からすれば今のブルーコーナーは…。

ペリリューのウミガメ
ペリリューのタイマイ

いや、でもカープ島に泊まっても潜るのはブルーコーナーやジャーマンチャネルとかか。だったら私からはペリリューをリクエストしましょうかね。夏の日程なのでカープ島ステイでも風向きの関係でブルーコーナーにすら行かれない可能性もあるけど。

あとは日程とツアーの金額、そしてメンバーの集まりかた次第か。まあ、その旅では作品撮りの目標は半ば捨てて行こうかな。

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