Windows RTにはびっくり

今週の金曜日にWindows 8およびWindows RTを搭載したマシンの発売が開始されます。

私もWindows 8のRelese Preview版やらは使っていたのですが、さすがに新たなハードウェアを必要とするWindows RTに触れる機会はありませんでした。

そこでネットでWindows RTの記事を読みあさっていたところ驚愕の事実に突き当たりました。何とWindows RTでもデスクトップ画面に切り替わるのですね。てっきりWindows RTはタブレット用途に特化したOSだと思っていたので、これにはびっくりです。今までのWindowsアプリは動かないというのに…。何か役割があるのでしょうね。

Microsoft Surface
てっきりこんな画面だけで何から何まで完結するのだと思っていたら…

ということは、Windows RTとは「ポストPC時代を見据えて生まれ変わった新機軸のWindows」などではなく、あくまでも「ARMプロセッサ向け廉価版Windows 8(Windowsアプリ動作不可)」なわけか…。ひょっとして環境設定もコントロールパネルで行うのかな?

ならば万人向けのiPadとは違い、ターゲットは「PCほどのハードウェアパワーと多彩なアプリを必要としなくなったPCユーザー」といったところでしょう。ローエンド向けどころか、むしろ自分に何が必要で何が不要かを理解している達観したベテラン層ですね。

だとすると、パソコンなど使ったことがない高齢者に「今流行りのタブレットだよ」とプレゼントしても、直ぐに使いあぐねてしまいそう…。

Microsoftの株主にしても、今同社に望んでいるのはそんなマニアックな隙間製品ではなく、とにかく「競争入札でiPadと張り合え、クリスマス商戦で人々がiPadの比較対象にするモノ(のOS)」ではないかと。そうじゃないと、iPadおよびAndroidによるPC市場の侵食(というか非PC市場の寡占化)を食い止められないので。でも、これではMicrosoftのラインナップは、あまりリテラシーを持たない人たち向けの製品がぽっかり空位のままです。

まあ、Windows RTに関しては、特にマニュアル大国の日本では早晩解説本やビデオが発売され、街のパソコンスクールや公民館で教室が開かれるかも知れません。NHKやCSでも入門講座が放映されるかも。そうして経済が回るなら歓迎すべきことですが、そもそも、そういった勉強を必要とするIT機器が今さら広く受け入れられるかは疑問です。人々はどうしても取っつきやすいiPadと比べてしまうでしょう。

差し当たり世間では「PCメーカーからもiPadみたいな簡単タブレットが出た」と受け止められるでしょうから、私としては知人から購入を相談された場合に「誰でも割と簡単に使えるよ」などとは答えないようにしないと。

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