Terra Nova~未来創世記が終了

今週、アメリカのSF超大作TVドラマ『Terra Nova~未来創世記』が日本のFOXチャンネルでも最終回を迎えました。これ、本当の最終回です。つまりシーズン1の12話で打ち切りが決定したそうで。残念です。恐竜は期待してたほど登場しないものの、単純に楽しめて私は好きだったのですが。最終話ではシーズン2に続く謎を残した終わり方にしてあったのだけれど…。

一応FOX以外の放送局が引き継ぐ可能性がなくもないらしいけど、製作に予算が掛かりすぎる作品なので見込み薄かも。

Terra Nova~未来創世記のイメージ
有名どころではスティーブン・ラング(アバターのクオリッチ大佐役)が出てました

以下、ネタバレのあらすじなどを。

Terra Nova~未来創世記は星野之信さんのSF漫画『ブルーホール』の設定を彷彿させるドラマ。環境破壊の深刻化で疲弊した22世紀から、とある科学実験によって偶然開通した恐竜時代への一方通行のタイムトンネル(未来への通信は可能)を通じて人間を少しずつ移住させながら人類の再出発にしようというストーリー。「Terra Nova」と名付けられた移住者コロニーの主人公たちと、彼らに敵対するゲリラ勢力がそれぞれの思惑でもってバトルを繰り広げます。そこに恐竜を始めとする太古の生き物がちょっと絡んでくる感じです。そう、毎回ちょっとだけ。

うん、恐竜時代の舞台と未来的な科学技術の組み合わせは一見豪華で見せ場も多そうなのだけど、振り返ってみると何か盛り上がりに欠けた感じも否めません。シーズンが進めばもっとこなれていったのでしょうが、要は資金に見合うだけの成果が得られるかどうか。ドラマ史上最大のセットをこしらえ、莫大な撮影コストをかけてそんな感じだったので打ち切りも仕方ないか…。

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