ジンベエダイブ

今年の3/21、いつものエンガニョで潜っていたときのBlue ring octopus、ヒョウモンダコです。

Blue ring octopus
Blue ring octopus

絵が不自然なのはストロボではなくターゲットライトで撮ったから。

そう、このときはなぜかストロボが光らなかったため、ハウジングのボタンをあちこち押したりダイヤル類を回して回復を図っていました。

そんなわけで下を向きながらカメラをいじっている際、一瞬辺りが暗くなったので「ああ、ボートが上を通ったかな」と思ってやり過ごしたものの、Exit後に聞いたら仲間が興奮しながらジンベエザメだったと教えてくれました。エンガニョ、というかマクタン島近海でジンベエが見られるのはレアなのに、見逃しちゃいました。

まあ、私は大物にはあまり興味がないし、以前ダイビング中にジンベエを見たこともあったので、凹むほど残念って感じでもないのだけど、せっかくだからチラリと見てればよかったなぁとは思います。

水族館で潜れる!

私の実家から割と行きやすいところに海の中道マリンワールドがあります。この水族館の特徴は一般客がパノラマ大水槽(ハンマーヘッドシャークなどを含む80種類 、約1万匹の魚が泳ぐ)でダイビングできること。最近は八景島シーパラダイスでもジンベエザメと一緒に潜れますが、それの先駆者ですね。

パノラマ大水槽
ハンマーヘッドシャークなんかもいます

水温は21~22℃と低めだけど、私は暑がりなので薄いウェットスーツでもいけます。

40分間で料金は一人8,400円(税込。タンク、ウエイト、シャワーを含む)。まあ、ガイドが一緒に潜るので、それぐらいの金額にもなりましょう。それに話のネタ作りにはいいかもしれません。

BCDやレギュレータをレンタルすると+5,000円。帰省ついでの水槽1ダイブのためにフル機材を持ち帰っるのも面倒なので借りた方がいいですね。いや、福岡ならスーツケースを水族館に送った方が安いかな。後で乾かすのがおっくうだけど。

なお、参加にあたっては事前にスキルチェックを受ける必要がありますが、普段から潜っている人にはどうってこともありません。

ただし関東でのスキルチェックは國富株式会社市川営業所(千葉県市原市。最寄り駅は東西線の原木中山)で実施とのこと。けっこう遠いなぁ…。

福岡での実施日は金曜と土曜の19:00〜。だったら金曜に受けて土曜日本番ってのがいいかな。もしくは可能なら金曜日を現地でのファンダイビングにして、それでチェックOKってことにしてもらうと。だったらフル機材を送る価値もありましょう。私はまだ日本海側で潜ったことはないし。

ちなみに撮影機材等の持込は自由だそうな。一眼レフでもいいわけか。でもあの水槽の底にはマクロ生物はいなさそう。サメやエイの接写とかだったらコンデジでもいいやな。

でも、一つ難点が。パノラマ大水槽ダイビングの実施は水族館の営業時間中。きっと観客の笑いものになるのだろうな…。

パノラマ大水槽の外からの風景
こんな風に観客に丸見え
まあ、気が向いたら試してみます。

サメ、サメ、サメ

ちょっと気になっている映画が『SHARK NIGHT 3D』。

シャークナイト3Dのポスター

サメなんていないはずの湖で46種類のサメに人間が捕食されるらしいです。この手の映画ではお色気シーンを演じた女性は必ず殺されますよね。

それにしても46種類のサメってすごいなあ。魚好きとしてはちょっと見逃せません。

差し当たり現実の世界では淡水にはサメはいないはず。チョウザメはコバンザメと同様、サメじゃないし。同じ軟骨魚のエイ類には淡水エイってのがいるけど。映画の舞台は海に隣接した海水の湖なのかな。

ああ、でも人食いのタイガーシャーク(イタチザメ)が海水と淡水が混ざり合う汽水域まで進出してくることがあるって話は聞いたことがあります。

ピグミーからジンベエまで

海の最終日にしてようやく晴れダイブ。一本目は「ゴーストタウン」なるポイント。ミミックオクトパス狙いの泥地ダイブです。

なるほど、ゴーストタウンというだけあって、一見殺風景な泥の海底が広がっています。でも、よくよくみるとハゼの類いがわんさか。ハゼ好きには天国ですね。

ゴーストタウンのハゼ

後から聞いたら、ゴーストタウンという名前は、以前ゴーストパイプフィッシュ(ニシキフウライウオ)がたくさん居たので付けられたのだとか。

残念ながら目当てのミミックは見つかりませんでした。 二本目の狙い目はピグミーシーホース。こちらはガイドがあっさり見つけてくれました。イエローもピンクも両方。ここでは、比較的よく取れた方の一枚を。

ピグミーシーホース1
ピントが…

三本目は実に単調なダイビング。さして目ぼしい被写体も見つけられず。60分が経過し、ああ残念だったなぁと思っていたところ、ガイドがタンクを激しく鳴らします。見ると6m大のジンベエが。

残念なことに水面付近から眺めることになっちゃいましたが、2本で切り上げた仲間は見れていないわけで、まあラッキーな部類でしょう。

サウスレイテ、侮れません。何の変哲もないコーラル系のウォールダイブで平然とジンベエが出没するのですから。