歴代の携帯

ソフトバンクとの契約を辞めたので過去の端末を振り返ってみました。懐かしい。

私の歴代の携帯電話
これらの旧端末は、記念の写真を撮ったあとにリサイクル処分に出しました。 もし電源が入ったとしても使えたりはしないし

最初は東京デジタルホンのパイオニア端末(左端)で、18年前。その後もタッチパネル機が3代続いていたのですね。

そう言うと時代を先取りしてたようにも聞こえるけど、当時のタッチパネルは1点しか反応しないタイプ。もちろんフリックもピンチもできませんでした。基本的に駅の券売機とかと同じです。物理ボタンがソフトウェアキーに置き換わっただけの。よって革新的とも言えず4世代目は発売されなかったのですよね。

その後はJ-Phoneやボーダフォンのストレートタイプ、折り畳みタイプ、アナログテレビチューナー付き(シャープ)、ワンセグチューナー付き(NEC)、Nokiaと続きました。今にして思うと、いかにも旧態然としたケータイ電話の系譜って感じだな。後年、スマホに席捲されたのも解ろうというものです。てんこ盛りの機能は凄かったけど、パソコン寄りのインターネットも使える未来的なものが出てきたら一瞬にして陳腐化したし。

この後はiPhone 3G、3GS、4S、5、6 Plus。そちらへのコメントはここでは要らないでしょう。

IIJ BIC SIMへのMNP転出のログ

一昨日、iPhoneの契約をソフトバンクからIIJに変更しました。参考までに、その時の流れを書いておきます。

なお、10/30にMNP転出したのは、確か月末の締め日をまたいでしまうとSoftBankの新たな月のパケットし放題料金が発生するから(下図)。日割り計算されないってことは、月末締めの人が11/1日以降に転出すれば11月分を丸々課金されるってことですよね。まったく使わないのに5,700円も課金された日には泣けてきます。

日割り計算されないサービス

31日でも良かったけど念のためその前日に。手続きに行ったときにシステムがダウンしていたり、カウンターが混んでたりするかもしれなかったから。

まずはソフトバンクに電話してMNP転出の予約番号を取ります。本人確認が必要なのでビックカメラの人が代行してくれたりはしません。番号が取れたらビックカメラのMNP対応店舗に赴きます。その際に必要なのは以下の通り。

  • クレジットカード
  • 顔写真付きの公的な身分証明書
  • スマホかWi-Fiに繋がるPCなど

MNP転出の手づづきをすると店員さんがiPadを持ってきて、Web画面に予約番号や個人情報をあれこれ入力させられます。途中、クレジットカードの番号入力が必要です。支払い方法がクレジットカードのみだそうで。

それが終わって申し込みのボタンをタップすると、入力したメールアドレスにIIJからの確認メールが届きます。これを受け取るためにスマホかPCが必要だったわけです。

そうしてメールに書かれている番号をiPadに入力したら、手続きがほぼ完了。途中、どこかの段階で店員さんが私の運転免許証をiPadで撮影して送信していました。そのタイミングで身分証明書が必要となります。

一連の流れが約30分。iPadによるキー入力に不慣れな人ならもっと掛かるかもしれません。

そこまで終わると店員さんがSIM焼きに取りかかってくれます。まっさらなSIMに私の携帯番号などを書き込む作業ですね。これにも30分掛かります。よって手続きには最低でも1時間は掛かると見ておいた方がいいでしょう。

とはいえ他社の格安SIMや、IIJでもビックカメラ店頭での手続きでなければSIMの郵送等に1週間ぐらいかかるし、その間はソフトバンクでもIIJでもiPhoneの通信ができないので、このスピード感は画期的です。

SIM焼きが終わればBIC SIMのパッケージを渡されるのでレジで購入します。

IIJmio BIC SIM

ただし、SIMを入れただけではIIJの通信はできません。パッケージの中に入っている紙に印刷されたQRコードを読み込んでIIJのWebサイトにアクセスし、APNとやらを設定したら初めて使えるようになります。

なおAPN設定直後は3G接続で、LTEはしばらく経ってから利用可能になるようです。自宅で設定したら3Gと表示されて、docomoはいまだにLTE圏外かよと思ってしまいました。

あとは、通常のIIJのSIMではなくBIC SIMだけに付いてくる「Wi2 300」という公衆Wi-Fi(駅や空港バス系に強い)は、開通後1週間後に申し込み可能となるそうです。一週間は公衆Wi-Fiなし生活ですね。

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さらばソフトバンク

ソフトバンクのお父さんホークスが優勝した日に何ですが、昨日、ソフトバンクとの携帯電話の契約を辞めました。理由はもちろん利用料。普段あまり通話しない者にとっては月々の利用料金が高いからです。まあauもドコモも似たり寄ったりだけど。

ビックカメラのいくつかの店舗では、いわゆる格安SIMの「BIC SIM」(IIJ)に即日MNP転出できるのですが、そのためにはMNP転出の予約番号を自身で取っておく必要があります。

そこでソフトバンクの所定の番号に電話。オペレータとのやり取りはこうでした。以下「オ:」はオペレータです。

オ:「どちらに転出でしょうか?」
私:「IIJです」
オ:「ソフトバンクとの契約を続けられるおつもりはないでしょうか?」
私:「いいえ。普段通話しない人向けの安い料金プランが出ない限り、転出後も戻りません」

オ:「料金がお安くなるプランもご用意しておりますが…」

私:「でもソフトバンクだと最低でも月々7〜8千円はかかりますよね」

オ:「ちなみにIIJの料金はおいくらと聞いていますか?」

私:「せいぜい2〜3千円です」

オ:「ソフトバンクでも月々3千円台に収まるプランがありますが」

私:「それってデータ通信量によっては跳ね上がりますよね?」

そう。「パケットし放題フラット(5,700円/月)」ではなく「パケットし放題」なら2,000円〜/月だけどデータ通信量が5MBを超えると従量制で課金され、15.5MBを超えたら6,200円の天井に張り付いてしまいます。5MBはもちろん15.5MBもあっという間だから罠みたいな料金プラン。そんな手には引っかかりません。

パケットし放題
パケットし放題 パケットし放題がこの図の青線と青字の通りの従量制なら良心的だと思うけど。 緑の線の実際の縮尺は5MBから15.5MBの間はほとんど垂直だし…

オ:「ヨガタ様は当社の特別なお客様に認定されておりまして、機種変更に使える3万円分の割引き特典がございますが…」

そう言われてね。もうSIMフリー版のiPhone 6 Plusを買っちゃってるので、その金額には何の魅力もありません。「特別」ってのも「既存のiPhoneユーザ」ってだけだし。

で、そろそろ面倒くさくなったので、話を打ち切ることにしました。

私:「もう決めちゃったので」

そう言った後はオペレータもすんなり事を運んでくれ、電話を切ると即座に予約番号と注意事項のメールが届きました。

もっともオペレータ君はマニュアル通りの応対をしているだけのはずです。あわよくば思いとどまらせるように会話しろと指令が出ているのでしょう。iPhoneの取り扱いで最古参のソフトバンクはiPhonseユーザー数が多い分、そのMNP転出過多の危機にあるのだし。

私とて、もう少しソフトバンクの長期利用者優遇が手厚ければ残ったと思うのですがね。例えば、月々の利用料金から契約年数×100円を割引くとか。でもポイント還元率が僅かに上がるだけなら迷わず転出するってなものです。

まあ、IIJの1年縛りが終了するころに新しいお得な料金プランが出ていれば、また再転入するかもしれませんがね。

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フィリピンタイム

先日のアニラオ行きでの出来事。

ANA便でマニラ空港ターミナル3に到着し、ヴィラ・マグダレナが手配してくれている迎車に拾ってもらうべく、ロータリーのBAY5という柱付近に移動。

待つこと30分。来ません。しかたなく教わっていたドライバーの電話番号に電話すると、眠そうな声で応答が。私が「ハイミー(ドライバーの名前)か?」と訊くと「No」と言って切られました。そんな言い訳が通じるはずがないのに。

まあいいでしょう。どこか近くに車を止めて寝ていたんなら今ので起きて駆けつけるだろうから。そう思って10分ほど待ってみたものの来る気配なし。

しかたなくヴィラ・マグダレナの大沢さんに電話して、雇い主から連絡してもらうことに。見ず知らずの私から掛けてもまた「No」で誤魔化そうとするだろうし。

10分後、大沢さんから私に電話がかかってきて「ハイミーに会えましたか?」と。どうやらハイミー氏は大沢さんに「空港に着いている」と嘘の報告をしていたみたいです。

そうしてさらに10分ほど待って、ようやくハイミー氏が迎えに来ました。バツが悪そうに「いやぁ、ミスター大沢から電話掛かってきたよ」だと。

結局、1時間遅れ。まあ急いでなかったし、ナイトダイブにも間に合ったからいいようなものを。これがフィリピンタイムか。

日本にもウチナータイムってのがあるけど、沖縄人だって仕事の時間は守りますよね。

ヴィラ・マグダレナ

先日のアニラオで利用したダイビングサービスはヴィラ・マグダレナ。ワールドツアープランナーズなどのツアーでも扱っているパシフィコアズールリゾートのマネージャだった大沢さんご夫妻が独立して立ち上げた、この夏オープンしたてほやほやのリゾートです。

ヴィラ・マグダレナのオーシャンビュー
リゾートからの景色。ナイトダイビングは右奥に写っている桟橋の先っぽからエントリします

でもマリンダイビング誌のゴット姉さんのblogには5月に泊まったとありますね。さすがだ。

そのヴィラ・マグダレナ、場所的にはパシフィコアズールリゾートよりも車で10分ほど南に走ったところにあります。

ヴィラ・マグダレナとパシフィコアズールリゾート
上がパシフィコアズールリゾート、下がヴィラ・マグダレナ

ちなみにリゾートは丘陵からうねった急斜面を下ったところにあります。自力で上り下りしようものなら膝に水が溜まりそうでした。

ヴィラ・マグダレナの立地
白壁の建物がヴィラ・マグダレナ。幹線道路は奥にあります。 桟橋は向かって左隣のMayumi resortさんと共同で使っていました

予約していたお部屋は最もリーズナブルなスタンダードルーム。それでも十分な広さがあり、エアコンも付いていて、バスタブもありました。さすが日本人経営。私は米のご飯はなくても暮らせるけど、お風呂には浸かりたくなるんですよね。

ヴィラ・マグダレナのバスタブ
お湯を張って寝っ転がれるタイプです。これ、お湯が冷めやすいけど南国なら十分アリです

なお、カップルルームなる部屋もあるらしいので、予約するときはカップルで行くのか、そうでないのかを伝えといた方がいいです。男どうしでベッド1台、他の部屋も空いてないなんてのは辛すぎるので。

リゾートのシステムは総じてパシフィコアズールリゾートのそれを引き継いでいました。精算時には潜ったポイントをプリントアウトしてくれます。

ヴィラ・マグダレナの明細
4泊5日11ダイブ、飛行機代と合わせて計9万円ってところでした

ただしクレジットカードはまだ使えないそうな。あれって開業後一定の期間が必要なんだっけ?

それとお土産Tシャツはフィリピン人デザイナーに発注してて、まだ出来上がっていないとのことでした。

食事も総じて美味しかったし、特に不満も感じない、いいリゾートに仕上がっていましたね。

ああ、Wi-Fiが超低速どころか不通になることも多々あったのが難点だけど、こればかりは現地のインフラだからなぁ。フィリピンの僻地なわけだから、なかなか改善はしないんじゃないかと。

よって、もし仕事とかで定期的なメールチェックが必須なら、現地で使える携帯電話系のWi-Fiルーターか現地SIMを使えるスマホなんかを用意して行くべきですね。