Fisheyeリングライトの続報

Fisheyeのサイトにリングライトの詳細が載りました。

FisheyeリングライトWEEFINE RL 1000

一番気になっていたM67ポートへの装着方法は、NA 67フリップレンズアダプターM67(別売)を使った例が紹介されています。

FisheyeリングライトWEEFINE RL 1000

ということはライト自体はねじ込むタイプ。だとすると海中でするっと抜け落ちかねないけど、バッテリー部は360℃回転できるらしいから、ライト部を最後までねじ込んでしまえば脱落は防げそうです。

連続点灯時間は65分(最大光量時)とあるので、まあ十分でしょう。光量を下げれば3ダイブは余裕でいけそうです。

水中重量は205g。こちらは微妙だけどフロートを足すまでもないかな。

予約受付はすでに始まっています。最初のロットが3月29日発売だそうです。

とはいえ今年は川奈でダンゴウオの幼魚がまだ出ていないんだよな。

イメージセンサークリーナー

一眼レフカメラを使っていると、いつしか画像に無用な斑点が写り込むことがあります。原因はイメージセンサー(正確にはローパスフィルターかな)の表面に細かいゴミが付着していて、それが影のように写り込むわけです。例えばこの写真。

Hidden corallimorph shrimp(イソギンチャクモドキカクレエビ)
画面の右下にいくつか小さい斑点が写り込んでいます。
カメラの構造上、どれほど気をつけていても防げないそうなので、その都度クリーニングするしかないですね。でも、何で拭くかが問題。イメージセンサーは丈夫らしいけど画質に関わってくるから適当な布とかで拭くわけにもいきません。

定番はNikonの純正クリーニングキット。アルコールを塗ったシルボン紙で拭くのだけど、高価だしサイズ的に旅先に持っていきづらいです。トラベルキットみたいにコンパクトなやつを出してくれないかな。

そこで代わりにこちらを買ってみました。

使い捨てのクリーニング棒(スワブ)12本とセンサークリーニング液のセットです。クリーニング液は頑固な汚れが取れないときに1〜2滴使うのだとか。

イメージセンサークリーナーのクリーニング棒(スワブ)
イメージセンサークリーナーのクリーニング棒(スワブ)
で、さっそく使ってみたけど、棒で拭いただけであっさり汚れがとれました。こりゃいいや。

EOS Mにもマクロレンズが登場

私のこのblogでは、水中カメラ関連エントリへのアクセス数が多くなる傾向があります。一眼レフやミラーレスの水中カメラセットは数十万円もするのに情報が不足しがちだからでしょうね。

さて、CanonのミラーレスカメラEOS Mにもようやくマクロレンズが登場します。EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMです。

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM
Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM

28mmってことは、35mm判換算の焦点距離は45mm相当。加えて最大撮影倍率を1.2倍に拡大する「スーパーマクロモード」を使えば54mm相当になるのか。まあ、ハゼを遠目から狙うのは厳しいけど、ウミウシやらピグミーシーホースなどを撮るには良さそうです。

なお、このレンズは伸びるタイプで前面にはLEDライトが付いています。

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMのLEDライト
Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMのLEDライト

でもこのLEDライトは水中ではあまり役に立たないでしょう。せいぜい目一杯接写したときに被写体をほのかに照らせるかなって感じかと。とはいえマクロレンズの登場は歓迎です。

EOS Mの水中ハウジングは例えばこちら。私と同じNauticam製で188,000円。

Canon EOS M3

新レンズ専用のレンズポートはないけど、既存製品のどれかが使えるでしょう。

でもなぁ、ミラーレスカメラは一眼レフの進化版ではなく、コンデジの上位機種をレンズ交換式にした感じの代物。特にEOS Mにはファインダーがなく電力消費が激しい大型液晶モニタ頼みなのでバッテリーのもちが悪いし、気合い入れて撮るには不向きです。

メーカーのスペック表を見てもEOS M3の撮影可能枚数の目安は約250枚。使い方にもよるけど、日に3〜4ダイブ潜る場合、途中でバッテリー交換が必要になるでしょう。しかもバッテリーは次第にへたっていくし。

ちなみにEOS Kiss X8iなら約440枚。対して私のNikon D7000は約1,050枚。CanonのD80は1,390枚です。こういうところでもミラーレスや一眼レフのエントリー機と中級機の違いが出ますね。

それにミラーレスだと対応レンズが限られるので、しっかり作品作りをしていきたい人は中級機以上の一眼レフカメラの水中セットを検討した方がいいでしょう。Canon or Nikonならレンズも豊富に揃っているし。

テレコンバーターの効用

105mmマイクロレンズの撮影倍率を上げるべく、KenkoのテレコンバーターMC7を購入。

するとこんな絵も撮れるようになりました。多摩動物公園のサーバルキャットです。

多摩動物公園のサーバルキャット
多摩動物公園のサーバルキャット

実は金網越しに撮っているのだけど、見事に金網が消えています。これは嬉しい収穫です。動物園撮影が楽しくなるなあ。

テレコンバーターの具合良し

年末、欲しかったテレコンバーター『Kenko テレプラス 2倍 MC7』を買ったので、昨日多摩動物公園で使ってみました。いやぁ快適です。1歳のアピがこのサイズに写ります。

アピ(1歳)
消防ホースで遊ぶアピ(1歳)

f値は5.6と2段階暗くなったけど、オートフォーカスもキビキビと動いてくれるし、何よりも像が大きく写るのは楽しいですね。600mmクラスの望遠レンズを買うよりもずっと安いし。