夢の一戸建て

レンベのメジロダコ。英名はココナッツオクトパス。

ココナッツオクトパス

その名の通り、ココナッツの殻に身を隠していることも多いのですが、そうそう都合のいい殻が見つからない場合も。よって使えるものは何でも使います。

この個体は巻き貝の殻を住まいにしていました。さながら1戸建て住宅です。広さはワンルーム、というかカプセルサイズですが。もちろんトイレは外。

ココナッツオクトパス

こうしてみると本当に隠れられるのか怪しいけど、タコは自身の目玉の幅がある隙間になら侵入できるらしいので、がんばればこの貝にすっぽり入れるのかもしれません。

ココナッツオクトパス

ツッパリ野郎

レンベのツマジロオコゼ。昔はひさしのようなリーゼントの髪形をした人をツッパリと称したものです。

ツマジロオコゼ
ブランド王ロイヤルの社長みたいだ

このときも海水のうねりに体を揺られていました。一見無駄にも思える大きな背びれは葉っぱへの擬態でしょうかね。

ボロボロ

連日、新宿歌舞伎町の激辛グルメ祭りで夕食をいただいてます。なにしろ私は激辛フードに目がなくて。まあスイーツ好きの対極みたいなものです。ただし辛いものは不用意に食べると死にかけますが…。

カプサイシンに本当に痩身効果があれば、私は簡単に細マッチョボディになれそうなんだけど…。

昨日食べたのはタイ料理。ソウルフードバンコクのグリーンカレー。オフィシャルFacebookの「一番辛いメニューを教えて!」に載っていないので軽視していたら、これが辛いのなんの。ランキング3位の鶏肉のバジル炒め(大辛)と2位の辛し肉肉麺(5辛)は難なく食べられた私が途中で水を買いに行ったぐらいです。レトルトカレーでいくとLEEの45倍(30倍+辛さ増強ソース)を優に超える辛さでした。

ソウルフードバンコクのグリーンカレー

おかげで胃がボロボロ…ってほどではないにせよ少々ダメージが残ってます。

ガツンとくる辛さを堪能するにはエチオピアの70倍カレーしかないかと思ってたけど、もう満足かな。今週末は久々の仲間との飲み会なんで体長を回復させておかなきゃ。


で、ボロボロ繋がりってことでレンベのこの魚。

ツノカサゴかな

形状からしてカサゴの類いだと思うけど、見た通り体中にボロをまとったような姿をしています。よって勝手に名前をつけるなら「ボロボロカサゴ」かな。

ボロカサゴって確立された種類もいますが、あちらはボロといいつつフリフリで美しい魚。こちらは糸くずが絡みついたみたいなボロボロです。

この個体、サンセット&ナイトダイビングの割と早い段階でガイドが見つけ、少し離れたとこにいた私はてっきり「念願のへアリーフロッグフィッシュだ!!」とはりきって寄っていったものの「何か違うよなぁ」と。

まず胸ビレの付きかたがちがいます。カエルアンコウなら人の腕みたいな形のはずだし。そう思って見回したら、あちこちのパーツがカエルアンコウとはまったく違います。口だけは似ているかな。

でもまあへアリーフロッグフィッシュはこの後に見ることができたので、これはこれでOKです。

ビッグマウス

レンベのアゴアマダイ。 見慣れない柄。たぶん日本の近海にはいない種です。ざっと調べた感じではブラウンブローチ・ジョーフィッシュかな。

ジョーフィッシュ
このサイズに写る距離で撮っていたら…
ジョーフィッシュ
あろうことか、カメラに突進してきたので慌てて撮った一枚。 そんなわけでやや後ピンだけど、まあいいでしょう

育ち盛り

8月も最終週。例年、沖縄へのツアー代金が安くなる時期ですね。ただし、今週末の沖縄は台風に見舞われる可能性があります。フィリピンの東から上がってくるから、強烈な奴が見舞うんじゃなかろうか。


レンベのハナヒゲウツボ。沖縄にしろフィリピンにしろ、ハナヒゲウツボの個体数はそう多くないようですが、レンベにはたくさんいます。

こちらは成魚。それも老年期に入りかけ。まだほっぺに壮年期の名残のブルーが残っています。

ハナヒゲウツボ

ハナヒゲウツボ

さらにこちらは幼魚。ハナヒゲがイエローになっているし、遠からずブルーの体色に成長するでしょう。

ハナヒゲウツボ