GeneratePress

私は本業ではないけど、時折Webサイトの制作を頼まれます。「Web制作会社に依頼するほどの予算を取れないので、簡易的でいいから作ってくれないか」という小規模事業者の頼みが舞い込む形ですね。こういう依頼者は何を載せたいのかすら考えていないことが多いので大変なのですが…。

制作環境はもちろんWordPressになります。掲載内容が見えてきたら、やるべきことはテーマ選び。独自のテーマを一から作り上げるよりも、既存テーマの子テーマとして差分だけ仕上げる方が何かと好都合なので。

あれこれ試してみて目をつけたテーマはGeneratePress。フリー版とプレミアム版があります。そう、最近は便利なテーマのビジネスが流行っているようで。基本機能は無料で使えるけど、より高度な機能は有償という。

GeneratePress

今回は小規模なサイトだから無料版だけでいければと思ったものの、その場合、例えばナビゲーションバーの背景色やモバイル表示のpadding値など割と目立つ要素に追加cssの設定が反映されないことが解ったので$39.9(約¥4,700)払ってプレミアム版にアップグレードしました。かなりの時短になるのでその価値はありましょう。

Paypalで支払いが完了するとプラグインのダウンロードを促されます。これをWordPressにインストールして有効化するとGeneratePressテーマのカスタマイズ項目が増え、cssを書くことなくUI操作だけで表示要素の色やバランスなどを事細かに設定できるようになります。なるほど特定の設定項目はそのプラグインと連携させないと変更できないようにテーマを作ってあるのですね。

なお、GeneratePressはカスタマイズ中のプレビューをPC、タブレット、スマホで切り替えられるという優れもの。最終的な表示確認は主なデバイスでやるとしても、おおよそのレイアウト調整はPCだけで済んでしまいます。

いやぁ、便利です。WordPress制作も新時代に突入かも。個々のテーマがUIベースの統合制作環境であるかの様に機能するという。でも、願わくばファビコンの様に普遍的な設定項目に関してはWordPress側の機能として採用されていくといいなぁ。

なお、GeneratePressも進化の途中なので、ところどころ不足や不備がみられます。例えばblogやアーカイブページ内のページネーションのデザインが貧弱な点など。でもWP-PageNaviという有名なプラグインで解決しました。

また、blogの投稿一覧ページの表示件数のWordPress側の設定が効かないこともありました。こちらもWP-PageNaviを入れたら直ったけど。

Webサイトのデザイン変更

このWebサイトのデザインを変更してみました。

以前はWordPressの勉強がてら一から作った独自のテーマを使っていたけど、それだとメンテナンスが大変だし、あちこちに粗があったので、既存テーマ「Twenty Seventeen」の子テーマにしました。差分だけ作ればOKなのもWordPressのいいところです。

なお、Twenty Seventeen最大の特徴であるフロントカバー写真は私が過去に撮った中で最もインパクトのある被写体Psychedelic frogfish(サイケデリックフロッグフィッシュ。別名サイケデリカ、アンボンカエルアンコウ)にしました。PCでは顔全体、スマホでは右目あたりのアップが表示されるはずです。

FROGFISH.JP

ただし、この子テーマはまだ未完成で、運用しながら随時変更していくことになるので、不便があってもご容赦ください。

あなたが知らないカエルアンコウの真実14

アメリカのダイビング雑誌SportDiverのWebサイトに『14 Facts You Didn’t Know About the Frogfish』という記事が載りました。

Species: The Frogfish
引用元:http://www.sportdiver.com/14-facts-you-didnt-know-about-frogfish#page-2

ざっと紹介するとこんな感じ。

  1. カモフラージュ
  2. 全46種
  3. 捕食速度
  4. 体色
  5. モルジブの白化した珊瑚では
  6. 深海のアンコウの仲間には
  7. アンボンカエルアンコウ
  8. 遊泳方法
  9. 南オーストラリアの希少種
  10. 浮力
  11. エスカ
  12. ヘアリーフロッグフィッシュ
  13. 幼魚

私はほとんど知っていたけど面白いので読んでみてください。個人的に興味深かったのは5.の卵事情。エビと一緒だ。

知らなかったのは10.。調べてみて興味深ければ南オーストラリアに撮りに行こうかな。

でも、同じページに掲載されていたこちらの写真はカエルアンコウじゃない気がするんだけど…。

OneWeb

Pokemon GO、新たなポケモンが80種以上追加されたばかりだけど私は花粉症を発症してしまいました。こうなるともう外出したくなくなります。ああ、国外に逃げ出したい…。

そこでOneWebに要注目です。

OneWeb
このイメージだとかなりの高軌道に衛星が展開されそうに思えるけど、実際は地球にへばりつくような低軌道になるはずです

OneWebSoftBankが昨年末に巨額の出資を決めた人工衛星によるWebインフラサービスの運営会社。低い軌道に小型の衛星を多数乗せることで、既存の衛星通信や地上の光回線などよりも圧倒的安価に構築できるとのこと。順調に進めば2019年にもサービスを開始予定だそうな。

ただし利用にはそこそこのサイズがある送受信機が必要らしく、当面はビルや住宅、車などでの利用が想定されているようです。飛行機や新幹線などでも使えるようになるでしょうね。

さて、これが実現すれば衛星がカバーする地球上のどこでもブロードバンド通信が可能になります。もちろんフィリピンの片田舎でも。

そう、私は先々フィリピンに移住したいと思っています。なにしろ夏は東京より涼しく冬は沖縄より暖かい上、花粉症の症状も出ないから。セブには知り合いも増えたし。

でも移住でネックになるのがインターネット環境。現地でもある程度の収入を確保するならテレワークで日本向けの仕事をこなすのが良かろうと。その際、大容量のデータ通信や安定したSkype通信を可能にするために、そこそこの速さの常時接続ネット環境が必要です。でも、現状コールセンターなどは別として一般向けには4Mbpsも出ない低速のネット環境しかなさそうなのですよね。

今年は間に合わないけど、数年以内には花粉症フリーの環境で生活していたいものです。

生活保護制度を考え直してみる

先日、小田原市で生活保護をめぐって一騒動がありましたね。それを受けてとあるWebサイトにてちょっとした議論になりました。

発端となった私の書き込みはこう。

生活保護は「働けず貯蓄もない人にはありがたいけど、所得や資産を隠してまで受給する気にはならない」が理想だろうから、ある程度、衣食住の現物支給に切り替えていくのがいいのでは?

今後も下流老人と呼ばれるような困窮者は増えそうだから、財政負担を減らすという意味でも。

対してある人からの反論。

役所が現物って、安く調達なんて出来ないじゃん。

・・・役人が半額弁当の調達にスーパーに並ぶシーンを想像してしまったw
絶対無いwww

そんなアホな。何か勘違いしておられます。よって私からの反論。

現物支給ってそういう意味じゃないですよ。実際には「衣・食・住それぞれにしか使えないバウチャー」みたいな感じになろうかと。

対してこれまた反論。

それも現金より高コストなんだよ。
店は換金にコストが発生するから、それは当然価格が上がる。

やはり伝わっていないようなので、また反論です。

奇異なことを。それこそシステマティックに処理できそうな分野だと思うのですが...。ひょっとして、これまた受給者が紙の金券で買い物し、それをお店の人が役所で換金するようなアナログなイメージをお持ちなのでしょうか?

ようやく私の意図を察していただけたのか、議論はこれで終わりました。

でも、せっかくなのでここで補足しておきましょう。私がイメージする現物支給による生活保護とは以下のようなものです。

  1. マイナンバーカードに電子マネー機能を持たせ、生活保護を電子マネーで給付する
  2. 利用には限度額を設ける
  3. 購入可能品目に制限を設ける

そもそも現金で支給するから不正受給を始めとする諸問題が起こるわけだし、日本は電子マネー決算先進国なので技術的に無理はないでしょう。当然、電子マネーの現金化は不可です。独自の規格になるのか(端末側の置き換えが必要)、それとも既存の電子マネー規格に相乗りさせてもらうか(既存規格と提携できるの?)は要検討ですが。

そして、対応のお店にて思い思いの買い物ができるようにします。ただし一定の制約下で。

2. は、「3日で5,000円まで」といった具合の利用制限ですね。たとえ残高以内であっても換金性が高い高額商品は買えなくすると。薬や一部の衛生商品は免除してもいいでしょう。

3. は、「たばこの購入は不可」「酒類は21時間あたり度数5%以内を500mlが1本まで」といった品目の制限です。生活保護受給者が健康を害せば自治体の負担が増えるのだから、それぐらいの節制はしてもらわないと。

もちろんマイナンバーカードなので利用状況はお上に筒抜けになります。不健康な物品の購入が目立てば指導が入るし、購入品目が偏っていて所得や資産隠しが疑われる場合は受給資格の再調査がなされます。それらを理解の上で、存分に使ってくださいと。

冒頭の話だと「現物支給」という言葉がミスリードを誘ったのかも。実際は「役所が認めたもの(認めないもの以外)だけに引き換えられる電子マネー」ですね。カタログから欲しいものを選べるギフトみたいな感じかな。

ちなみに私がいわゆる「タイガーマスク運動」を評価しないのは、一方的にランドセルを送りつけるから。施設の児童が本当にランドセルを必要としているかわからないし、そうだとしても欲しいのは別の色かもしれないし。あれって善意の押し付けというか、多分に自己満足ですよね。でも寄付にも用途を限定した電子マネーによる現物支給を導入できれば改善できます。

更に言うと、これは将来のベーシックインカムの前史、地ならしともなり得ます。何しろそう遠くない将来、多くの労働はAIに置き換えられ、多くの人が職にあぶれると予想されているので。例えば自動運転車が実用化されれば、トラックやタクシーのドライバーの多くは失業です。

興味深いことに、医者や弁護士のような高度な知的労働ですらAIに活躍の場を奪われそうです。人間よりもビッグデータと照らし合わせる方がよほど頼れるとばかりに。高学歴を誇る優秀な人物なども容赦なく淘汰されるわけです。

だったら所得がなくてもカツカツ生きられる社会に移行せざるを得なくなります。