Nikon D7100が登場

昨日、SONYが発表したプレイステーション4の仕様はほんの僅かでした。こりゃ年内発売は無理かも。来年以降にずれ込むんじゃないかな。

Nikon D7000 & D7100
Nikon D7000 と D7100。 ぱっと見は似ているけど、よくよく見るとかなり違いますね

私の水中カメラはNikon D7000。その後継機種のD7100が登場しました。 D7000後継機の噂は結構前から出ていたし、あわよくば同じ形状の筐体で出して欲しかったのですが、そうはいかなかったようで。

と言うことは手持ちのNauticam製のD7000用水中ハウジングには入らないわけだ。残念。

いや、新機種がどれほど性能アップしていても私には当分買えないのですが、もし筐体が同じだったら、先々今のD7000が壊れた場合に乗り換え可能だなと。

まあ、そんな淡い期待は打ち砕かれたので、今のD7000を大事に使いつつ、この先いつまでもD7000の流通在庫や状態の良い中古品がなくならないことを願うばかりです。

もっと休みやすい社会にしないか?

フィリピン航空のキャンペーンを利用して6月にセブに行くことにしました。

もちろん目当ては夜毎の妖艶なフィリピーナとのお楽しみ…ではなく水中写真の撮影。来年のフォトコン出品用、そしてこのBlog用に。それと願わくば生涯の代表作を撮りたいものです。

草むらの小人さんのアップ
これまでの最高傑作はこれかな。 コンデジだし、写りはあまり良くないけど、二度と撮れない絵かもしれないので

なにしろセブの海はマクロ天国。その生物相は、同じく安・近・短で行かれるグアムやサイパン、それに沖縄よりも圧倒的に充実している(種類も個体数も多い)ので、特に写真の修行段階にある人は行けば苦労もなく腕前が上がること請け合い。

よって、もし日程を合わせて行かれる人がいれば連絡をくださいな。歓迎します。私が行きつけのショップのオーナーは30年選手のマクロ派水中フォトグラファーだし、アマチュアながら私自身が助言できることもあろうかと。もちろん写真が目当てではなくてもいいですが。

まあ、連れが見つからずにいつものような一人旅になっても良いのだけど。被写体を独占できることが多いから。

■ ってことで…

前置きが長くなりましたが、近年はダイビング旅行に一人でいくことが増えました。なにしろ誘っても自由に会社を休めない人が多くて。かといって年末年始やGWみたいに料金が高くなる上に混む時期は遠慮したいし。幸い私は会社の理解があって休みが取りやすいのですよね。

それに「休みを取りづらい」は日本の社会の大きなネックの一つだと思います。 以前、某オンラインメディア上で著名なブロガーの誰かが「日本ももっと休暇が取りやすい社会にして景気を盛り上げよう」という趣旨のエントリーを書いたらコメント欄で袋叩きにあっていました。どうやら「誰もがあくせく働くことが経済を下支えする」と考える人が多いようで。確かに日本には「病気や家庭の事情などの理由があるとき以外は有給休暇なんぞ許されない」的な雰囲気もあるように感じます。

でも、私はむしろ「多くの人が、割と思い通りに休暇が取れる社会の方がよほど好ましい」と考えます。

■ 働かざるもの食うべからず?

その二つの考え方で決定的な違いが出るのは、継続的に休みが必要になった時。例えば若くして癌などの大きな病気にかかり、通院が必要になったとか。その場合、休みが取りづらい文化や慣習、体質の企業では次第にいづらくなり、場合によっては自主的な退職にすら追い込まれ兼ねません。

もっと身近な例で言うと、女性が妊娠を機に退職するパターン。例え制度があっても産休・育休が取れなかったり、復職後の待遇面が著しく不利だったりというケースが未だに多々あると聞いています。

でも、そうやって業務遂行のスキルと意欲、経験、そして人脈を持った人が放り出され、時には所得水準を下げてキャリアの積み直しになればその人の消費行動は萎縮するわけです。そしてそのような人が多ければ景気を押し下げます。

企業側にしても欠員が出れば新たな人材を確保し、場合によっては手取り足取り育成しなければなりません。そうまでしても人材が定着しなければまた振り出しからのスタートです。それに人望ある人の退職だったなら残された人たちの士気も下がります。これって誰にとっても実にもったいない話ではないかと。

昨今のこのご時世、経営者やマネージャにしてみれば最小限の人件費で回したくなるのも無理はないのですが、合成の誤謬なんてこともあります。個人の倹約は美徳でも大勢のそれは不景気の要因になり得るという。

もちろん業種や職種、タイミングなど、様々な理由によっても例外はあるのでしょうが、大雑把には、不意に欠員が出ても難なく持ちこたえられる会社組織の方が好ましいいはずです。

■ ワークシェアリングのすすめ

いわゆるワークシェアで労働機会を分け合えば当然個々への報酬額は減ります。でも、それで国や地域の個人消費、内需が下支えされるなら、回り回ってその方が得なのかもしれません。

例えば5人分の仕事があったとして、各人が1.25人分ずつ4人でこなし1人分の人件費を浮かせるのは、同じ仕事を5人で行うよりも一見優れたやり方に思えます。0.25倍増しの労力は残業代として、増えた利益はボーナスなどで還元されることもあるでしょう。当事者としては頑張り甲斐があるところです。

でも、それだと後者のやり方に比べて1人が職にあぶれます。もしその1人が妥当な所得を得られなかったり失業状態が長引いたりすれば、国や地方自治体の社会保障コストがかさみ、いずれ税金が上がります。所得が増えてもそれ以上に税負担が大きくなれば当然ながら生活は豊かになりません。まあ、所得の額面が膨らめば誇らしいかもしれませんが。

それに「安いものしか買わない」という消費行動はデフレを招き、ビジネス環境を萎縮させがちです。

民間企業ならば、どんなに優秀な人でも自社の業務を取り巻く環境が悪化すれば否が応でも収入が減り、職を失う可能性だってあるわけですが、その時のダメージたるやワークシェアで目減りする分をはるかに上回るかもしれませんよね。

■ 頑張りすぎないことが大事

いまだ精神論が根強く、勤勉さや献身的な働きぶりを美徳とする多くの日本人にとって「頑張りすぎるな」は受け入れにくい価値観かもしれませんが、漁業になぞらえれば解りやすいかと。

市場で人気の魚をたくさん獲ってたくさん出荷すれば目先の利益は増えるものの、乱獲によって対象の魚が減れば、以後は不漁にあえいだり禁漁指定のあおりを食ったりするものです。

自分だけが抜け駆けすれば同業者が皆共倒れなんてこともあり得ます。負けじと他者が追随しようものなら終わりの到来も早まります。頑張りすぎればかえって害になるので、皆で自重することが重要です。

その観点でいくと、末端の労働者が残業や休出の労働を受け入れすぎるのは、局所的には良くても全体には良くないことなのかもしれません。

もっと言うなら、いわゆるブラック企業は、全体や先々のことは犠牲にしてでも目先の漁獲増を狙う悪質漁業者みたいなものですね。

かつての高度成長期のように伸びしろが無限で頑張るほど報われるという時代なら別ですが、もはや誰かが獲りすぎれば他の多くが食いっぱぐれるような国の一面がなきにしもあらず。当然、あらゆる分野にあてはまるわけではないけど。

■ 現実的なところでは…

まあ、そうは言っても頑張りすぎない社会や端からワークシェリングを掲げた企業運営は難しそうなので、まずは各人が休暇を取りやすい環境作りを目指すのがいいのではないかと。個々人の努力や研さんは素晴らしいことだとして、誰もがおおむね好きなタイミングでしっかり休暇を取るのが当然という。

国の関与は私もあまり好ましくないと思うけど、有休休暇の最少日数と消化率の向上ぐらいは義務づけてもいいかもしれません。

それは何も楽をしようとか、レジャーやバケーションを促進して個人消費を増やそうということではなく、たとえ多くの休みが必要になっても職場から弾き出されたり、大幅に所得やら消費能力を失うことがないような社会を目指し、ひいては経済全体を下支えするのが目的ってことで。

■ 結び

というわけで、日本でももっと休暇が好きに取れるような風潮になってくれば、私の旅の道連れも見つかりやすくなるのになぁ…。

ミャンマー料理を初体験

昨夜、会社近くに最近オープンしたミャンマーレストランに行ってみました。

ラーメン屋の二階で、お店の扉は窓すらない引き戸。中が全く見えず入りづらいのなんの。でも構わず入ってみたら、ミャンマー人のお姉さん方が3歳ぐらいの子連れでわいわいやってて実に楽しい雰囲気でした。もちろん日本語も普通に通じます。

どうやら昔ながらのカラオケスナックの居抜きらしく、内装はいかにもスナック風のカウンター席とソファ席。固いソファに座って低いテーブルに向かってでは食べにくかったなぁ。

ミャンマー料理のメニュー
お店の入り口に張り出されたメインメニュー

とりあえず「うまいミャンマービール」とやらを。世界各国金賞受賞18回だそうです。

ミャンマーの美味しいビール
確かにおいしい気がしました。 私はビールにはこだわりがないので、味の善し悪しまでは言えないけど

そしてサラダ。「一番ミャンマーっぽいのはどれ?」と訊いて頼んだ「お茶の葉のサラダ」。 この写真では解りづらいものの、お茶っ葉と数種類のナッツ、乾燥エビを油で炒めた感じの料理でした。唐辛子とナッツを炒めた韓国のお菓子に似てるかな。

お茶っ葉サラダ
サラダといいつつ脂っこいけど、ビールには合うかな

そして頼んだもう一品が「モヒンガー」。なにしろ一番想像が付かなかったのでぜひ試そうと。メニューの写真ではこんな感じ。

モヒンガーの見本写真

てっきりお皿に盛られたシチューっぽい煮物料理だと想像していたら、出てきたのはこちら。

モヒンガーの現物
どんぶりいっぱいの素麺みたいな麺料理でした。 ちなみにオレンジ色の物体はカリカリの魚フライだったかと

以前、ミャンマー料理はかなり辛いと聞いたことがあったので激辛党の私は憧れていたのですが、さすがに日本人向けにアレンジしたのか、辛さもカレーのようなスパイシーさもありません。それでいてどうやって味を出したのかまったく想像が付かない初めての味でしたね。決して不味くはないけど、美味さを理解するには回数を要するかも…。

営業時間が17時〜5時という、これまた不思議なお店なのですが、いずれはランチも始めるのかな。メニューにそれっぽいことが書いてあるから。そうしたら利用しやすくなるのでメニューを一通り試してみたいものです。

顔馴染みになれば本場のそれに近い辛いミャンマー料理を出してもらえるかもしれないし。

デジカメのバッテリーを考える

私のNikon D7000カメラはマクロ生物相豊かな海で6ダイブほどで使うとバッテリー残量が心もとなくなります。枚数にして3〜400枚ぐらいかな。なにしろ水中では毎回ストロボを焚くので。それでもミラーレスとは違い、待機状態では大してバッテリーを消耗しないのですが。

よってそれ以上を潜る予定の旅に出る際は充電器も携行していました。でもカメラ付属の充電器は意外にデカいのですよね。

そこで代替手段を考えることに。プランは二つ。

  1. よりコンパクトな充電器で置き換える
  2. 予備のバッテリーを買う

1.の製品は例えばこれ

NIKON EN-EL15用 互換マルチ充電器セット

これだと充電器自体は確かに小さくなるのですが、リンク先の説明を読むと充電器本体と同じぐらい大きなACアダプタが必要ですね。

充電器とACアダプタ

ならば大して改善にはならないや。

それに旅先に充電器を携帯するプランだと、バッテリーを充電する時間も必要です。つまりその時間はカメラは使えません。やっぱりダメだ…。

ってなわけで、素直に予備のバッテリーを買います。互換品なら安いし。

PowerFirst EN-EL15互換バッテリー

↑ D7000用

他にもお勧めのカメラの互換バッテリーも載せておきます。

↑ Cybershot RX-100用

↑ PowerShot S110用

↑ STYLUS XZ2用

それにしてもAmazonは最強ですね。元々販売品の多くが安い上に送料無料ときた日には…。

フィリピン航空のキャンペーン

フィリピン航空のバナーフィリピン航空のキャンペーンが始まってます。成田からだとマニラ・セブ往復が25,300円。燃油やら諸経費込み込みで45,440円。通常料金よりも2万円ぐらいお得ですね。

まあ、この場合の2万円という額は「一人旅でも安いパックツアーと変わらなくなる」ってところですが。もちろん宿泊を安いところ(一人部屋追加料金もかからない)にすれば、いくらかお釣りがきます。

この先はまた燃油代が上がるかも知れないし、近ごろはペソ高も進んでいるので、そうして現地での1〜2食分の差額でも出てくれれば御の字でしょうか。

さて、今回のキャンペーンの特徴は、適用除外日が設けられていないこと。実はあるけども書いていないのか、僅かながらも全日に枠が設けられているのかは解りませんが。

で、私は端から繁忙期を避けて6月中旬の無風な日程で取りました。3月・4月はダンゴウオのシーズンだし、5月はGW(遠出はしないけど)があるので、その後ってことで。

本当は誰かを誘おうかとも思ったけど、私の仲間の目ぼしい連中は皆4ヶ月も先のことを今決められない人が多いから、今回も一人旅かな。まあ、その方が被写体を独占できて良い場合が多いのだけど。

それに、連れがいる時はパックツアーでもいいし。