Olympus OM-D E-M1が登場

OlympusがOM-D E-M1を発表しました。E-M5の上位機種で、かつフォーサーズのE-5の後継機種だそうな。

なにもオリンピック招致発表と新iPhoneの発表の間に出さなくてもよさそうなものなのに…。

カメラ自体はマイクロフォーサーズ機ですが、フォーサーズとの統合が図られており、フォーサーズレンズ装着時でも高性能なオートフォーカスが出来るそうです。なるほど、そいつは魅力的だ。

OMD-EM-1
大きくせり出したグリップがかっこいいなぁ

機能や性能はひとまず置くとして、ダイバーの関心はこちら。例によって純正の水中ハウジング(防水プロテクター)が用意されています。

PT-EP11

仕様はE-M5のものと同様、レンズポーと別売りのようです。まあ順当でしょう。フォーサーズの8mmフィッシュアイを使いたいものな。

ただし、システムチャートには気になる点が。フォーサーズレンズを使う際のマウントアダプターが見当たりません。記載漏れなのか、それとも直接装着しても機能するのか。まあ前者でしょうね。マイクロフォーサーズとフォーサーズはサイズ的にも互換性はないはずだから。その内、しれっと改版されていることでしょう。

予約キャンペーンとしてフォーサーズアダプターをプレゼントするぐらいだから、やっぱマウントアダプターがなければフォーサーズレンズは付かないはずです。アダプタを咬ました際にありがちなオートフォーカスの速度低下は起きないようになっているのだろうか…。

さて、そのシステムチャートによれば、今回もやはりフォーサーズレンズではマニュアルフォーカスが使えないようです。よって8mmフィッシュアイレンズだけしか使わないのであればこのハウジングでもいいでしょうが、マクロ写真も撮りたいならサードパーティ製のハウジングを待つべきですね。

動画はマニュアルには向かん

いよいよ明日の未明には新しいiPhoneが発表されているはず。私は買い替えタイミングではないので、目新しいギミック(NFCなど、生活を変えてくれそうな)が付いていれば買うおうかな。まあ望み薄ですが。

AdSecse
Google AdSenseの広告もいち早くフラットデザインに。 でも多用すれば、説明的でつまらない印象を与えがちです

docomoからも発売されるかなんてことにも興味なし。


最近、お仕事でとあるハードウェア機器メーカーと取引しています。評価用に受け取った機器のマニュアルはいかにも技術者が書いた仕様書風のPDFとYoutubeの動画。

で、この動画ってのが曲者。確かに全体の雰囲気を知るのには便利ですが、音楽と同じで時間経過で流れ去っていくものなので、要所を確認するには一時停止と再生位置のバックを繰り返すことになります。この作業ってペーパーの資料を読むよりも労力を使うのですよね。PDFのように検索もできないし。

iPhoneやiPadには取扱説明書が付属しておらず、簡素な紙っぺらが付いている以外は、オンラインで公開されているPDFや動画を参照することになります。よって、この流儀に倣いたい気は解らなくもないのですが、それが成立するのはiPhone・iPadの洗練さがあってのこと。動画で見た後、手順を詳しく覚えていなくても何となく使えてしまうぐらいでないと。

ついつい「動画で実演してみれば一発で伝わる」と思いがちですが、およそ相手方には馴染みのない手順を一個一個なぞらせるようにレクチャーするには、ペーパーの方がよほど適してます。

まあ、ペーパーの取扱説明書を的確かつ読みやすい体裁で書くには、これまた相当なスキルも必要になってくるのですが。

折衷案としては、HTMLでテキストと動画を適切な順番に置き、例えば前提の説明分→動画→補足分(動画で説明していることのおさらい文&補足事項)を1セットとする感じでしょうか。

目が点なウミウシ

7年後、東京でオリンピック・パラリンピックですか。一頃は可能性が完全に消滅したかに思えたものの、シリア情勢の急速な悪化が響きました。「有事の円買い」と同じで、本命だったイスタンブール票が東京に流れたと。平和の祭典が戦争の影響で転がり込んできたわけだ。

ともかく決まったんだし、メディア(特にテレビ)のこの馬鹿騒ぎは早く治まって欲しいものです。うっとおしいったらない。もっと報道すべき事象はたくさんあると思うし。

それと夏の大会の開催時期は7月末〜だから夏の盛り。各国の選手や訪問客に日本の殺人的な酷暑を体験してもらうのか…。


レンベのウミウシ。

レンベのウミウシ
二つの目みたいな点があるけど…
レンベのウミウシ
次の瞬間に左目がなくなっていました。小さな砂粒だったみたい

種類は解らないけど手持ちの図鑑によるとホリミノウミウシに最も似ているように思います。 でもGoogleでホリミノウミウシの画像を検索すると、もうめちゃくちゃ。 ウミウシの同定は難しいですからね。

巨大なパイプフィッシュ

2020年のオリンピック・パラリンピックは東京か。決まったからには立派な大会にしたいところです。さしあたり国際社会に恥じないよう東京も『飲食店の分煙』ぐらいは実現しないとな。

ああ、これで馬鹿騒ぎも続き、マスメディアは優先的に報道すべきこともしなくなるわけだ…。


昨日に続いてレンベのパイプフィッシュ。

パイプフィッシュ

こちらは打って変わって大きな種。人の指ぐらいの太さがありました。 注目なのは体表。短い毛がびっしり生えているような印象です。トリミングしてみるとこんな感じ。

パイプフィッシュ

ふっさふさですが、自前なのか寄生なのかは不明。もしヒドロ類の寄生だったら、今ごろモジャモジャになってて「ヘアリーパイプフィッシュ」なんて呼ばれているかもしれません。

レンベピグミーシードラゴン?

直前のブリーフィングでレンベピグミーシードラゴンが見られると聞いていて、実際にそれっぽいのを見せてもらったのですが、これは違いますよね。

レンベのパイプフィッシュ
一般的なヨウジウオの若魚かな

指示棒と比べて解るように確かに小さいのだけど、まだ肉眼で魚として認識できたから。 で、レンベピグミーシードラゴンってのはおそらくこれ(↓)と同じ種。

ピグミーシードラゴン
昨年、恩納村で撮影。全長が30mmぐらい。胴の直径は0.5mmかそこら。 肉眼では先端の頭がわずかにこんもりして見える程度です

たいがい小さい水中生物を見慣れた私の目にも、この魚は糸くずにしか見えません。