キャンドゥのLightningケーブルが秀逸

数ヶ月前からキャンドゥで販売されていたこのケーブルを買ってみました。もちろん100円(税別)です。

CandoのLightningケーブル

これ、素晴らしいですね。何がいいって、このケーブルでモバイルバッテリー(2.1A出力)とiPhoneを繋いでおくと、ポケモンGOを起動中でも充電が進むのですよね。もちろんポケモンGOを起動していなければ急速充電。あっという間にバッテリー残量が増えていきます。よもやこれほど顕著な差が出るとは。これからLightningケーブルを買うなら「2.1A対応」と書かれたケーブルを選ぶべきだな。

糖質カット炊飯器

ついに糖質をカットしてくれる炊飯器が発売されました。

サンコーレアものショップの糖質カット炊飯器

原理はこんな風に図解されています。

炊飯器による糖質カットの図解

米の煮汁に糖質が溶けでるようなので、それを捨てて、注水し直して蒸すようです。本当にそううまく行くのかは解りません。

それに糖質を捨てるってことは、肝心の炊き上がりの米の味に影響してしそうな気がします。単純に不味いなら食べる気が無くなるのでダメでしょう。

気にはなるけど誰かのレビュー待ちです。

Japanese Guide For Tarsier

このFROGFISH.JPの姉妹サイトとして「Japanese Guide For Tarsier」を公開しました。内容は「日本に興味がある主にフィリピン人向けの日本ガイド」です。

Japanese Guide For Tarsiers

きっかけは私が二年半前にBayside English Cebu RPC校で馴染みになったフィリピン人英語教師数名がこの夏に来日し、東京の九段下の英会話スクールで英語を教えることになった際、オーナーから「彼らに日本語を教えてあげて」と頼まれたから。どうしたものかとしばし考えた結果「私自身がライターの端くれなのだから、独自にテキストブックを作ろう」と思った次第です。ただし、当初は日本語ガイドにするつもりでタイトルを「Japanese Guide」としたけど、意外に大変そうなので当面は「Japan Guide」になるかな。

それに、2020年4月から小学校3年生以上への英語教育が始まるため、2年後にはフィリピンから何千人もの英語教師が来日することになるでしょう。何しろちゃんと英語が話せる日本人の小学校教師なんて僅かだし、全国2万校、約400万人の小学生にまともな英語教育を行うなら他に選択肢はないはずです。もちろん他の国からも来てくれるとありがたいけど、互いの国どうしの距離や人件費の面から必然的にフィリピン人が中心になります。ならば彼ら彼女らに今の内から日本を知ってもらうう上で一役買ってみようかと。

そんなわけでサイトは日英両対応にしました。まず日本語で原稿を書き、それをGoogle翻訳を使って英訳しています。そのため英語の間違いや読みづらい言い回しなどが多々あるかもしれないけど、それをきっかけにフィリピン人達とコミュニケーションができるでしょう。

ちなみにタイトルの「Tarsier」とはフィリピンに生息する猿の名前ですね。もちろんフィリピン人を猿扱いしたいわけではなく、ニュージーランド人が自分たちを「キウイ(Kiwi)」と表現するような意味合で受け取ってもらえるといいかなと。

てなわけで、よかったらJapanese Guide For Tarsierを覗いてみてください。ついでにページ内の広告もたくさんタップしてくれると私に対するちょっとした応援になります。

それと、当面はJapanese Guide For Tarsierの充実に注力するため、こちらのblogの更新は飛び飛びになるかもしれません。

APECOって何よ

私が時折「フィリピン」で検索するせいか、Webを閲覧していると、たまに「APECO」の広告が表示されます。フィリピンの特別永住権のことです。その取得セミナーが12/10(日)に東京駅の近くで行われたので参加してみました。

APECO

APECOというのは、Aurora Pacific Economic Zone and Freeport Authorityの略でフィリピンのルソン島オーロラ州(マニラの北東の東海岸)が発行するフィリピンの特別永住権の名称です。同州は経済特区で、その権限が与えられているのだそうな。

これまでもフィリピン退職庁が「SRRV」「クオータービザ」という永住権を発行していたけど、もっと取得しやすい内容になっているようです。例えば従来の永住権を取るには30〜40日のフィリピン滞在が必要だったところが、APECOは3泊4日で取れるとのこと。また、従来の永住権は1年毎の更新だったけどAPECOは5年毎。APECOではフィリピン国内の住所や居住実績も不要になっています。

ただし、従来の永住権は最初に預け入れたお金は自由に引き出せるし永住権を放棄すれば戻ってくるのに対し、APECOは一切戻って来ません。というのも「オーロラ州のリゾートの建設費用を拠出してくれた人にフィリピンンの永住権を与える」という仕組みのようで。なるほど、だからEconomicが入っているのですね。

ちなみにそのリゾートは来年からコンドミニアムがぼちぼち完成し始める段階とのこと。APECO取得者は毎年60日、完成したリゾートに無料滞在できる特典があるそうだけど、リゾートの街があらかた出来上がらないことには行ってもつまらんですよね。しかもマニラから悪路を車で8時間走ってようやくたどり着ける僻地らしいし。いずれ空港が整備され、マニラやクラークから空路で行かれるようになるようだけど、フィリピンのことだから建設は遅れに遅れるかもしれないし。

さて、フィリピン側の思惑が「フィリピンでの居住いかんに関わらず特区内のリゾート開発費の出資者を募りたい」なのに対して、日本人が取得する際の主たるメリットが何かと言えば「資産形成・保全」のようでした。セミナー主催者はファイナンシャルプランナーの方だったし。フィリピンは金利が高く、国際的な共通報告基準(CRS: Common Reporting Standard)の枠組みにも入っていないので訴追されにくい資産の退避先になりうるとのこと。

で、肝心の取得費用は20,000米ドル+150万円と聞きました。今のレートで計380万円ぐらいかな。これにマニラへの往復航空券+ホテル代(最低3泊)+食事代がかかるので400万円弱といった感じです。5年毎の更新費は75,000円かかります。他の永住権と違って英語がまったくできなくても手続き時に通訳が付くので大丈夫らしいです。

また、この永住権があると国籍は日本のままなのにJALとANAの国内線に外国人料金(どの区間も片道10,800円)で乗れるそうな。頻繁に国内線に乗る人なら400万円も簡単にペイするかもしれません。

それとこのAPECOの枠は600名限定。すでに200人強が取得済みなので、いつまで取得可能かは不明とのことです。フィリピン側にしてみれば600人分に限らず開発への出資を募りたいだろうから多分追加があるだろうけど、第2次募集以降は取得費用の金額が上がっていくかもしれませんね。来年以降は対ドルで円安も進みそうだし。

というわけで、400万円でフィリピンの永住権を買いたい人、フィリピンで資産の管理・運用やビジネスがしたい人、JALとANAの国内線に乗りまくる人なんかは検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにAPECOを仲介しているHalo Haloという日系企業は、フィリピン版の楽天みたいなITサービス企業ですが、MNL48も展開していて先日オーディションが行われたばかりなのだと。オーディションにはアプリでエントリさせ、応援投票もアプリにすることで、若年層の顧客情報を集める目的もあるそうです。なるほどね。そういやこの企業のチラシ、去年のフィリピンフェスティバルで貰ってたわ。

Hallohallo.comのチラシ

NHKの受信料カツアゲへの対抗手段

最高裁でテレビさえ持っていればNHK受信料請求の対象となる判決が下りました。しかもテレビを設置した時点に遡って支払い義務があるとのこと。予想通りとはいえ釈然としないですよね。

せっかくB-CASカードの仕組みがあるのだから、NHKもWOWOWみたいにスクランブル放送にすればいいものを。公共放送を自負するなら災害時だけスクランブルを外せばいいし。あるいは、いっそ税金として徴収し、代わりに職員の待遇を公務員並みに引き下げて完全な国営放送化とするか。

まあ、どちらも実現は不可能でしょう。かつて「郵政民営化」を掲げた小泉純一郎元総理のような「NHK改革」を訴える有力議員が現れ、総理大臣になるとは考えにくいので、政治に期待しても無駄です。

そこで私は以下のような展開が望ましいと思います。

  • 民放各局が視聴アプリを合同で開発し、リリースする

すてに東京MXは放送と同じ内容(一部カットされるけど)を無料アプリで見られるようにしています。あれを民放の全局がやってしまえばいいと。民法にはすでにTVerなんて仕組みもあるわけだし。

もちろん番組の視聴は無料です。ただし、見逃し番組や過去の番組ライブラリのオンデマンド視聴は有料にしてもいいでしょう。

スマホやタブレットでテレビ番組を見られるようになればテレビを捨てる人も大勢出て来ます。受像器がなければNHK受信料も払わなくてよくなるので。つまり民放局は巨大すぎるライバルNHKを視聴者が見る手段を奪うとともに、資金源を削ぐことができるわけです。

それに、放送なら録画した動画をネットに違法アップロードされてしまうけど、アプリによる視聴が当たり前になれば、その抑制としても有効です。「月1,000円の定額で全局の過去ライブラリが見放題」とかになれば、大抵の人はネットで違法コンテンツを探すより公式コンテンツを合法的に視聴する方を選ぶだろうから。DVD化による収益は見込めなくなるけど。

NHKのロゴ