WinをMac風に使いたい

私の仕事は商用のドキュメント制作。ただし、悲しいことに今の職場はWindows一色。DTPやWeb制作など画像をたくさん扱ったり複数のアプリを切り替えながら行う作業に限ればWindowsでの作業効率はMacよりもはるかに劣るのだけど、保守管理の観点からWindowsに統一することを選択したようです。加えて、まだAdobe CCではなくCSを使っているので、Mac版を買い直すのが惜しいという判断もあるのでしょう。

よって当面はWindowsを使いながらMacに移行できる機会を待つしかありません。そこで、せめてMacの便利機能を再現しようと見つけたのがSeerというフリーウェア。macOSに搭載されているQuickLookをWindowsで再現してくれるのだそうな。

ちなみにQuickLookとは、ファインダ(Windowsのエクスプローラに相当)でファイルを選択してスペースキーを押すと、そのファイルのプレビューを表示してくれる便利機能。Windowsにはこれがないばかりに、画像ファイルの確認のためにわざわざPhotoshopやIllustratorを起動する必要があり、累計でかなりの時間をロスしていたのですよね。

macOSのプレビュー機能
Macではアイコンを選んでスペースキーを押すと、こんな風にその場で画像の確認ができます
さっそくダウンロード。すると以下のウインドウが表示されました。

Symantecの警告
シマンテックは30日以上前から存在を知っていて、信頼に値しない証拠があるのだそうな。残念だけど会社のマシンなので強行して入れることは諦めました。Ver. 1.0はシェアウエアになったと書いてあったけど、それだと会社に買ってもらわなきゃならないのですよね。これまた面倒です。

でも、何だ。最初から純正アプリが充実しているMacとは違い、Windowsはサードパーティ製の追加アプリを入れてナンボの世界だというけど、そりゃマルウェア被害もたっぷり出るわけだ。ユーティリティ類をあれこれ試していれば感染機会も増えるわけで。