土用の丑の日は廃止しようよ

昨日はいわゆる土用の丑の日でした。なぜかうなぎを食べる日ってことにされています。でもうなぎはもはや絶滅危惧種。我々日本人が食べ尽くそうという勢いです。しかも現在のうなぎは稚魚の密漁と密流通によって支えられていて、国内外の反社的会勢力の資金源にもなっているらしいし。

ちなみに私はイオンで売られた「近大なまずの蒲焼」を試してみたかったけど、新百合ヶ丘店は販売対象外でした。残念。

で、こちらの写真はそのイオン新百合ヶ丘店の午後10時頃のもの。閉店1時間前だというのにこの通り。

イオン新百合ヶ丘店のうなぎコーナー

値引きシールが貼られているのに在庫たっぷり。もとが高値ですからね。

で、売れ残ったうなぎ、いくらかは翌日販売用のうなぎ飯なんかに加工されるかもしれないけど、その他は廃棄されるのでしょう。食べないのに絶滅危惧種を大量に消費するってのは何とも馬鹿げた話です。しかも違法なことを黙認してまで。

よって私はうなぎは完全養殖が実現するまで、うなぎ専門店のみ扱えるライセンス制にするべきだと思います。今みたいに、スーパーはおろか、コンビニや弁当屋、牛丼チェーンに至るまで一斉にうなぎを季節商品にするなんてとんでもない話です。

そして土用の丑の日にうなぎの風習をやめるべきですね。

ポケモンGOブームは早くも終わりかな

ポケモンGOを一週間プレーしてみて思いました。「このブームはあっという間に終わるんじゃないか」と。理由は以下の通り。

1. 単調

このゲームでポケモンを捕まえるためにやることは上フリックでボールを投げつけるだけ。少々テクニックは要るけどその程度。アクションゲームのように技術を高めるとか、RPGのように自身を投影するキャラクターを育てる必要もありません。

よって他の目的がなければ飽きやすい種類のゲームと言えます。

2. ポケモンが揃わない

しばらくプレーして自宅や会社、学校の近くなど自身の行動範囲に多種のポケモンが出没しやすい場所がないと解ったら続ける気にならない人も多いでしょう。

実際、私が住む新百合ヶ丘駅近郊も残念な感じ。

新百合ヶ丘駅周辺のポケモン出現状況

このとおり駅前ですらズバットばかり。希にゼニガメ、フシギダネ、マンキー、ブーバーが出るぐらいで。柿生駅に向かう川沿いにはコイキングがたくさん出るので粘ればギャラドス獲得に近づくけど、そんな感じです。

これが閉じたゲームならゲーム内の世界のどこかに要素がちりばめられているので希望もあるけど、AR(拡張現実)のゲームとなると、どこまで行けば何が見つかるかの目処が立ちません。

いや、PokeVisionなどポケモンの出没状況を教えてくれるお助けサイトもあるけど、それを見たところで遠いところにはなかなか出向けません。「自分にはもう集められない」「どれだけ頑張ってもレアポケモンには出会わなそう」と思われたら終わり。ユーザーは続ける気力を失います。

ちなみにこれが昆虫採集なら「クワガタを獲るには…」であったり、バードウォッチングならどこにどんな鳥がいそうかといった知識が助けになります。私が得意なダイビング中のエビ探しでもそう。砂地にいる種、瓦礫に潜んでいる種、ウミシダに住む種、イソギンチャクに住んでいる種などが解っていれば目ぼしい種を自力で探せます。でも、ポケモンGOはゲームマスター次第なのですよね。

3. 除外区域制度が導入される

ポケモンGO開始後、各地でポケモントレーナーの行動が問題になっているので、そう遠くない内に「ポケモンが出没しないエリア」を敷地管理者が設定できるようになるでしょう。今でもジムやポケストップの削除要請はできるけど、そうじゃなく、そもそもポケモン目当ての人は誰も入って来てくれるなと。必然的にポケストップ近隣の場所がポケモン除け区域に設定されることが多くなるはずです。

Ingressの頃にも言われていたけど、日本はポータル(ポケモンGOのポケストップ)の数がやたらと多く、しかも近接しています。よってひとたびポケモン除け区域が導入されれば、ポケモン除け区域だらけになりかねません。

まとめ

以上の理由からポケモンGOの人気は一過性のもので、急速にしぼんでいくと見ています。特に2.の懸案がが大きく響いて。

せめて「半径25m以内に他のトレーナーがいない場所にだけ出て来るポケモン」なんてものがあれば、今とは逆に人の少ない地域が有利になるし、郊外を歩くことにインセンティブが働いて多少は面白みも出て来ると思うけど。

スザクラエビ

ポケモンGO、一週間やってみたけど飽きてきました。近所に錦糸公園みたいなレアポケモンが出るスポットもないし。

現在レベル18。もう少し様子をみて続けてみるつもりですが、これ、そんなに面白くないかもと思い始めています。

こちらはレンベのスザクラエビ。

スザクラエビ

やっぱポケモンより現実世界の生物をハント(撮影)する方が圧倒的に楽しいです。

悪夢だ

ポケモンGOのワンシーン。

ポケモンGOのワンシーン

この通り5匹のズバットに囲まれてしまいました。ああうっとうしい。しかもこのとき孵卵器の卵が孵り、出てきたのはやはりズバットだったという…。

ズバット、最初の内はCPが低い個体ばかりだったので捕まえやすかったけど、今では当てにくい個体が多く、やたらとモンスターボールを消費させられるので相手にしたくないのですよね。

ポケモンGOがダメな訳

ポケモンGOがダメな理由を挙げてみました。

ポケモン除けフィールドがない

よく言われるけど、ポケモンGOには特定の場所にポケモンを出現させない仕組みが必要だと思います。部外者には入って欲しくない場所、日付、曜日、時間帯などを設定するための。

ジムやポケストップの削除申請はできるようだけど、それでは不十分。ポケモン目当てに侵入する人は防げないので。

よってここはARらしく画面上に侵入禁止エリアを表示するべきですね。

具体的には該当敷地の管理者が申請し、Map上で敷地を囲むように3本以上の杭を設置して作動させると、それらに囲まれた場所にポケモン除けフィールド(英語だとPokemon free fieldかな)が掛かるのがいいでしょう。

フィールド作動イメージはこんな感じ。

ポケモン除けフィールドの設置イメージ。
黄色っぽく変色しているエリア内にはポケモンが絶対に出没しなくなります。

移動中のスクリーンセーバーがない

これも指摘されているけど、歩きスマホや自転車の片手運転によるプレーは問題なので、ゲームの基本機能として移動中は画面が表示されなくした方が良いと思います。

具体的な方式としては、移動中は画面がだんだん暗くなるか薄れていくのがいいでしょう。そして立ち止まればまた通常表示に戻ると。

もっと歩かせようよ

街の特定の場所や公園に人がたむろしてひたすらスマホ画面を見ている光景は不気味だし、広域な位置ゲームの趣旨とは違う気がするので、多くのポケモントレーナーが集まっているところにはポケモンが出にくくしてもらいたいです。現実世界だと、都心や人里に出て来る生きものは限られているし、出ても逃げがちなのだから。まあポケモンは動物ではないのだろうけど。

ゲーム提供者側にしてみればプレイヤーが多いエリアに手厚くサービスして人気を得たいのでしょうが、特に日本の都心にはポケストップが密集しすぎているので、郊外を歩かせる方向にインセンティブを働かせた方がARを活用した位置ゲーとしては正しい方向性だと思います。狭いエリアだけでもゲームが成立するようでは拙いでしょうよ。

よって、もっと歩く必要性を高めた方がいいです。卵の孵化だけでなく、自身のレベルを上げたりポケモンを強化させるためにも歩かなければならないとか、あるいはしっかり歩かなければレアなポケモンとの遭遇率やボールを当てたときの獲得率が上がらないとか。

それからポケストップにアクセスしたら、半径10m以内のポケスポットも連動してアクセス不可にするべきですね。都会と田舎の地域間格差が不公平とは言わないけど、やはりあまり歩かずにゲームを有利に進められるのは好ましくないので。