海中レストラン萬坊のリニューアル計画

前日訪れた唐津市呼子町の海中レストラン萬坊には意欲的なリニューアル計画があるとのこと。

株式会社萬坊(佐賀県唐津市呼子町)は、2023年10月10日、海中レストラン開業40周年を記念し、フルリニューアルオープンいたします。海中レストラン萬坊は、1983年に日本初の海上浮体式のレストランとして開業以来、現在に至るまで海面下に席があるという日本唯一の構造体です。唐津市呼子町の観光のシンボルとして、地域の集客にも大きく貢献してきました。今回リニューアルの目玉として、全面アクリルガラス張りを採用した360°を見渡せる海中展望席をご用意することで、さらなる地域活性化への貢献を目指してまいります。

イメージ図はこちら。

日本初海中レストラン「萬坊」が40年ぶりのフルリニューアルオープン。360°の海中展望席を披露。
日本初海中レストラン「萬坊」が40年ぶりのフルリニューアルオープン。360°の海中展望席を披露。

ぜひ行ってみたいなぁ。

でも、このプランはPRTIMESの『April Dream 4月1日は、夢の日。』企画で発表された、いわばエイプリルフールのネタです。まあそうだよな。

ちなみにPRTIMESには私はあまりいいイメージがありません。何度か使ったことがあるけど、プレスリリースを出した直後から迷惑メールが激増したので。

ユーコープ上麻生店が閉店

先日、自宅の郵便受けに「ユーコープ上麻生店原状回復工事 着工のお知らせ」という紙が投函されていました。

気になってユーコープの店舗を見に行ったらこの通り。「2月28日をもって閉店」したそうな。知らんかった。

ユーコープ上麻生店の閉店のお知らせ
赤い貼り紙に「2月28日をもって閉店した」とあります
ユーコープ上麻生店の閉店のお知らせ
まだ旗は残っていました

私がこの近所に引っ越してきた約6年前、ユーコープは今のAEONの場所で営業していました。でも、店舗の内装が古臭くて照明も暗く、商品ラインナップもイマイチであまり利用する気にならなかったのですよね。

その後、このビル(以前は寿司屋だったエリア)に移転し、その跡地にAEONが入って、以来AEONが賑わう一方で、割りを食ったユーコープは閉店となった次第です。

まあ、しかたなかろうと。AEONの方が品揃えが充実している上に営業時間も長いし、お店の雰囲気も明るいので、生協のユーコープではちょっと太刀打ちできないですよね。

さて、原状回復するなら撤退は恒久的。新装開店もないとすると気になるのが次のテナント。ぜひ業務スーパーに入ってもらえないだろうか…。

PKに代わる決着方法は?

サッカーWカップ、カタール大会。日本、そしてブラジルも延長ドローの末にPKでクロアチアに敗れました。

FIFA World Cup Qatar 2022 日本対クロアチアのPK決着

日本がブラジルと同じ結果を得たことに感慨深い一方で、クロアチアはGKリヴァコビッチの反応が凄すぎるし、なんとPK戦に強いことか。

ただし、死闘の後にPK戦で決着がつくという後味の悪さは昔からサッカーに付きまとう課題ですよね。ロースコアの競技である以上、実力のあるチーム同士の対決だと延長でも決着がつかないことも多いのだから、誰もがPK戦の代替手段の必要性を考えたことがあろうかと。たまむずび(12月8日放送)でも土屋礼央さんがそんなことを言っていましたよね。

私の意見はコーナーキック合戦かな。ボールがキーパーに抑えられるかサイドラインを割ったらそのターンが終了。ゴールラインを割ればもう一回。それを点差がつくまで交互に続けると。これならペナルティでもないのに1対1の決着という不自然さはありません。

ただし課題は成功率。コーナーキックが得点に結びつく確率は3.5%程度らしいから、決着がつくまで何十分もかかってしまう可能性もあります。これまで採用されていないわけだ。

だったらコーナーキックにも5プレーずつとかの制限が必要か。それで決着がつかなかたらやっぱりPKかな

佐賀には何もない

佐賀県は都道府県魅力度ランキングで常に最下位を争います。それを知る県民も「佐賀には何もなかよ」と言います。これは主に観光客を多く呼べるような有名な観光資源に乏しいからでしょう。なにしろ人口が少ないので、リピーター獲得が前提の大規模エンタメ施設の類は到底実現不可能です。

でも私はそんな佐賀が気に入っています。「何もない」こそが魅力だろうと。

例えば風景。佐賀駅周辺の市街地を抜けるとこんな感じの田園風景が広がっています。晴天下、自転車で走ると実に清々しいのですよね。

佐賀の風景
佐賀の風景

知らない人は多いかもしれないけど江戸時代の佐賀は今とは逆の雄藩でした。明治維新の立役者である薩長土肥(肥前が佐賀)に名を連ねるくらいだし。ちなみに当時の福岡は借金まみれでしたよね。

佐賀が豊かだったのは出島を擁する長崎(幕府直轄地)のマネジメントを担っていて西洋文明に明るかったのと、佐賀平野の穀倉地帯があったからでしょう。かつては米が富の尺度だったように、近代化が進む前は食糧生産こそが存続における最大課題だったわけだから。

そして佐賀県の食料自給率は今でも100%前後。農業が盛んな上、県の南北両側に海があって海産物も豊かだし、佐賀牛のような酪農ブランドもあります。みかんに至ってははまさきなんて特級品も生まれました。

しかも福岡の隣という地の利の良さです。鳥栖市などは福岡の地方の市よりも博多までのアクセスが良かったりします。

佐賀県産みかん「はまさき」
はまさき。イオンで2個600円もしてたけど、その価値はあります。みかんの概念を覆してくれるぐらい美味です

で、何が言いたいかというと佐賀のポテンシャルは実は高いということ。とりわけ対エネルギー危機において。

もしロシアによるウクライナ戦争が長引き、石油や天然ガスの国際的な取り合いでガソリン価格が高騰し続けようものなら、多くの食料品の地産地消が可能な佐賀は一躍有利になります。逆に最も不利なのが、あらゆる物資を外部からの供給に頼っている東京です。

また、近年は長距離ドライバー不足も言われています。だったらエネルギー危機が来なくとも、やはり長距離輸送に頼る東京は不利です。「不動産の価格こそ圧倒的に高いものの食料品などはさほどでもない」という東京の姿は変わっていかざるを得ないでしょう。

食料自給率でいけば北海道や東北も高いけど冬が寒くて暖房費がかかりますよね。

もちろん佐賀が大きく発展する可能性は乏しいけど、将来「食料品が相変わらず安くて、実は暮らしやすい」と言われるようになる可能性はあるでしょう。

燃油サーチャージ 2022

インドネシアの地図

ふと気になってガルーダインドネシア航空の燃油サーチャージを調べてみたところ、日本との往復で73,400円(2022年11月30日発券分まで)だそうな。12月からは少し下がるけど61,000円。航空券はマイレージで賄えたとしても、追加でその額がかかるのは痛いなぁ。ドル建てのリゾートも円安でかなり割高になってるだろうし、旅行も先送りにした方がいいな。パスポートの更新も見送って。

それにこの冬、インドネシアには旧宗主国からオランダ人が大挙して押し寄せるのではないかと。ウクライナ戦争のせいで欧州ではエネルギー危機が深刻だから、寒い時期は南国でやり過ごそうって人が少なくないだろうから。何しろオランダの緯度は樺太の北の突端ぐらいだし。混んでいる時にわざわざ行かなくてもいいや。

ちなみにフィリピン航空でも往復45,800円(2022年11月30日発券分まで)。こちらもまだ高いよな。