オリジナル電子書籍第三弾

電子書籍の第三段『Ebook Proofer』を出版しました。

Ebook Prooferの表紙

例によってiBooksストアGoogle Playストアamazonで発売しています。

今回は写真集ではなく電子書籍制作者のためのリファレンスブックです。Adobe InDesign CCを使ってEPUB3.0(固定レイアウト)を作る際に、どの表現が有効なのかを確認できます。

例えばEbook ProoferをiPadのKindleアプリで開くとP.10は下図のように表示されます(クリックで拡大表示)。

Ebook ProoferのP.10(Kindle)
Ebook ProoferのP.10(Kindle)

ページの左側はどの環境でも不変の見本(スクリーンショット)で右側は環境依存です。上のJPEG(花の写真)は元通りに表示されるものの、下のPNG(カエルアンコウのイラスト)はアルファチャネル(透明)が無視されて背景が白く表示されます。よってKindle向けにはアルファチャネルを使わない工夫が必要です。

なお、Adobe InDesign CCで出力したEPUBはiBooksアプリとの相性が良いのですが、それでも完璧とは言えません。例えばP.17はフォントの検証ページです。iBooksアプリ(iPad)で表示させました。

Ebook ProoferのP.17(iBooks)
Ebook ProoferのP.17(iBooks)

この通りヒラギノ角ゴシックのW7、W8、W9が同じウェイトで表示されています。Mac版のiBooksでも同様に表示されます。ただし、今秋のOS X El Capitanのリリース後にアップデートされたiBooksでは解決されているかもしれません。El Capitanにはヒラギノ角ゴシックW0〜W9までの10ウェイトが標準搭載されるからです。

他にも、Google Playブックスアプリ(iOS版)でEbook Prooferを表示させるとアプリの動作が緩慢かつ不安定になります。試しにフォント検証用のページを割愛すると解決するので、どうやらたくさんのフォントを使うと、そのような現象が起こるようです。この点に限ってはKindleアプリよりも劣っています。

私がAdobe InDesign CCで2冊の写真集電子書籍(FROGFISH.JPShrimp Heads)を制作して苦労したのが各環境での表示の違いの吸収です。よって同じようにInDesignでEPUB3.0(固定レイアウト)の電子書籍を作ろうと思う方にはぜひ購入していただきたく思います。

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