エビのままでいたい

映画『アリのままでいたい』が公開中です。まだ見ていないけど楽しそうですね。

しかも撮影監督の栗林慧さんと主題歌を歌う福山雅治さんは私にとって同郷の長崎県出身。その上、福山さんと私はは同じ日に生まれたのだよな。何もかも、えらい違いだ…。

それはともかく、昆虫の生態をマクロに動画撮影している点は私の写真にも通じるところがあります。私の場合はメインの被写体がエビだけど、同じ節足動物だしサイズ感も同程度。こちらが愛情をもって接しても決して懐かない点も同じです。

Hairy shrimp
私が好んで撮影するのがHairy shrimp

てなわけで、自分もエビが主役の動画を撮ってみたくなりました。

ただし、水中ではさまざまな制約を受けます。空気残量、水深、水圧、冷え、窒素酔い、流れ、うねり、濁り、浮力、危険生物、そしてダイビング代金。

本格撮影のために海底に三脚を立てるぐらいはできるけど、エビが魚に食われたり、エビが他の生き物を捕まえるシーンを粘って撮るにはリブリーザーでも背負って水中で何時間も粘らないことには。もはやレジャーダイビングでは不可能な領域です。どうにも昆虫映画の真似はできそうにありません。

技術的な面で言うと、栗林さんは内視鏡のレンズを元に独自開発した例のアリの目カメラで撮っていますね。あれは被写界深度が深く、バッタのクローズアップの向こうに遠くの海がしっかり映ります。

対して私は市販の一眼レフカメラと105mmの中望遠マイクロレンズ。寄れば寄るほど被写界深度が浅くなり、エビのアップを撮ろうものならほんの奥行き1〜2mmにしかピントが合いません。被写体が僅かに動いただけでピントが目から外れてしまいます。

いや、そもそも私のカメラではハイスピード撮影が不可。もし印象的なシーンが撮れても鮮明な像によるスロー再生はできないわけです。

動画を撮るならもっと違う機材が必要になるけど、そんなお金はないや。

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